SOUGI+ (10")

岩本清顕

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レーベル
エム・レコード (em RECORDS)
国(Country)
JPN
フォーマット
10"(レコード)
規格番号
EM1193TLP
通販番号
1008174392
発売日
2020年09月18日
EAN
4560283217930
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商品詳細情報

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かつて自らの過去を葬り姿を消したミュージシャンがいた。その名は岩本清顕。ミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン《超訳》カヴァーに千紗子と純太のリワークと未発曲をプラス。苛立ち、絶望、喪失感の三拍子揃ったザラついた作品集です。

岩本はポスト東京ロッカーズ期の東京シーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れいの後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』(1984)を発表。その後、消息を絶つ。本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太による「Love Will Tear Us Apart」のリワーク、工藤冬里・礼子のNOISE『天皇』を思わせる美れいの未発表曲をプラスしたものだ。美れい時代の曲「悲しい町で」を含めた彼のオリジナル4 曲は、リズムボックスが鳴り、ギターとベースで数個のコードが演奏され、切り詰めたような短い詩が放たれる。苛立つ感情を自己内面にぶつけるのは日本のパンク~ニューウェーブの特徴だが、岩本のふてぶてしいヴォーカルはいっそう苛立ちを増幅させ自壊に導くかのようで、ジョイ・ディヴィジョンの《超訳》にニヒルなクライマックスが訪れる。 『SOUGI』とは「葬儀」だったのか!?角谷美知夫なら一体なんて応えただろうか。80s 自主制作盤のアンタッチャブルが今なおわたし達を揺さぶり続け、<愛されたい>者どもに噛み付く!

CD / VINYL 別マスタリング(倉谷拓人)+ JKT 印刷に特注インク使用 + 解説(江村幸紀)、歌詞掲載 + 日本語・英語表記

■moppy (Soi48)
「元々ミニマルな構成の曲に、淡々と鳴り続けるリズムボックスと極限まで削ぎ落とされた歌詞が相まって、ぐるぐると脳内をリピート、遂には「俺の不幸を愛してくれ」と口ずさんでしまう始末。危険なまでに中毒性の高い音楽。取扱注意。」

■ 持田保(工場労働者兼リアル・インダストリアル・ライター)
「愛は惜しみなく奪う、そしてまた愛は俺らを引き裂く……かつてポストパンクの彼方へと打ち上げられたあらゆる喪失の結晶が今再びギラつきを取り戻す!故岩本清顕による幻の音源集、約40 年の時を経て遂に解禁!!!!!」