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【特集】 大滝詠一『ロング・バケイション』
今年、発売から40周年を迎える大滝詠一の『ロング・バケイション』。1981年3月にリリースされて以来、歌詞/作曲/編曲/演奏/録音の隅々まで精魂が込められた大滝詠一の代表作の一枚として、世代を超えて親しまれてきました。本誌では20周年、30周年のタイミングでも特集をやってきましたが、今回もこのアルバムの何が我々を魅了するのか、改めて検証してみたいと思います。
プロデューサーのフィル・スペクターが2021年1月に亡くなりました。1960年代に若くしてプロデューサーとして大ヒットを連発し、ほぼ同世代のビートルズやビーチ・ボーイズからも賞賛を浴びた伝説の存在でした。毀誉褒貶の激しい人物でしたが、その黄金時代に彼が創り上げた圧倒的に素晴らしいサウンドは数多くのフォロワーを生み、未だにその魅力が色褪せることはありません。
オジー・オズボーンを擁した1970年代のブラック・サバスは、ヘヴィ・メタルの元祖として今もなお再評価が続いていますが、そんな初期のアルバムの中でも官能的なギターから始まる『ブラック・サバス4』は、ここ日本でとりわけ高い人気がありました。ピアノ中心の美しいバラード「チェンジス」や実験的な「FX」など、従来のヘヴィ路線に限定されないヴァラエティに富む楽曲は、発売から50年近くが経つ今も色褪せることがありません。発売されたばかりのスーパー・デラックス・エディションはもちろん、本アルバムが誕生した1972年にもフォーカスを当てた特集です。
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