1,100円(税込)
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アルバム収録21曲すべてが同じ曲!これまでのル・トン・ミテ史上における問題作であり、aotoao labelの方向性が結びついたコンセプチュアルな作品が完成!
■3インチCD
米ワシントンのオリンピア周辺のインディーシーンでK records周辺やディアフーフのメンバーらと親交があり、現在はベルギーのブリュッセルを拠点とするマクラウド・ズィクミューズによるユニットであるLe Ton Mité。ベルギーでは言わずと知れたAksak MaboulのMarc Hollanderによる名門レーベルCrammed Discsからアルバムをリリースしたり、フランスの先鋭的なレーベルShelter Pressからは実験的な作品もリリース。さらに日本でもSweet Dreams Pressからのアルバム・リリースやMaher Shalal Hash Baz周辺人脈との交流でも知られている。
近作では英語とフランス語だけでなく様々な言語を操りながら、分裂拡散した様々な音楽スタイルを彼独自の王国に半ば強引に引き込み調理してゆくアラカルト的作風を確立しているが、その発端であり象徴とも言える作品がこの「I'm Going To The Store To Get Some Vegetables」である。
(ここからはレーベル・オーナーASUNAによる回想録としての解説)
時は遡ること2013年秋。2ヶ月に渡るソロでのヨーロッパ・ツアー前半の2週間をル・トン・ミテの企画により一緒にツアーすることになった。その時に毎晩繰り返された「野菜でも買いにちょっとその辺まで行ってくるわ」的な短い歌がとても印象に残った。というのも、毎晩アレンジが違ってたから。あれ、この曲、フォークっぽいしっとりした曲だと思ってたら、昨日はパンクっぽかったし、今日はまた全然違った…。それが面白くって、全部このベジタブルの曲で全部違うジャンルのアレンジでアルバム作ったら面白いんじゃない?とリクエストすると、俺はどんなジャンルでもやれるぜ、と嘯く彼。だけどホントに毎晩のように違うアレンジで演奏され、最後のベルリンでのライブでは、この曲をお客さんと合唱するというバージョンまで披露。いつのまにかツアーはこの野菜の曲が中心になっていた。
それから1年後の2014年、再び2ヶ月のヨーロッパ・ツアーが決まり、ブリュッセルでのライブでマクラウドと再会。その時にアルバム作ってきたよ、と手渡されたデモCDRの盤面には「Vegetables」と書いてあった…。すっかりその曲のことを忘れてた自分はびっくりして、あ、ほんとにこれだけでアルバム作ったの!?と驚いた。さらにその日のLe Ton Mitéのライブは全曲「I'm Going To The Store To Get Some Vegetables」で構成され、自分にとって最高の夜だった。(その日は本作に含まれないバージョンも多数演奏され、右記のライブ映像などでそのさらなるバージョン違いが見られます。)
帰国後には去年のベルリンでのライブ写真を元にしたジャケも彼から送られてきて、リリースに向けて動き始めるつもりだった……。のだけど、自分自身のツアーが毎年そこから忙しくなってしまい、レーベルの動き自体もストップしてしまったのだった…。
その後にル・トン・ミテは再来日ツアーも行い、この音盤の制作も密かに進んでいた。だけど、なかなかウェブサイトを制作したり資料を作る時間も忙しく作れず(言い訳…)、あっという間に2020年。コロナ禍の現在。ついに正式なリリースが決定!
LE TON MITÉ
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I'M GOING TO THE STORE TO GET SOME VEGETABLES / アイム・ゴーイング・トゥ・ザ・ストア・トゥ・ゲット・サム・ベジタブルズ
480円(税込)
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