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デビュー・アルバムが高い評価を博した横浜出身のエレクトロニック・コンポーザー、大森日向子。エド・オブライエン(レディオヘッド)、ケイト・テンペスト、ジョージア等との活動でも知られる彼女が、セカンド・アルバム『スティルネス、ソフトネス・・・』をファブリック傘下のハウンドトゥースよりリリース。コチラは通常ブラックヴァイナル!!
Prophet ’08、Moog Voyager、UDO Super 6といった、バイノーラルで3Dシミュレートされたサウンドを生み出すアナログ・ハイブリッド・シンセサイザーを使い、大森は『stillness, softness…』でアナログ・シンセの世界に新たな音域を探る。実験のコラージュであるこの作品で、彼女はピースをパズルのようにつなぎ合わせ、それぞれの曲に記憶の部屋を表現させる。
ロンドンの寝室と横浜の祖母の家で書かれ、レコーディングされた13のヴィネットは、最終的に、シームレスに互いに出たり入ったりする連続的なサイクルへと仕上がった。アルバムは全体として、これまでで最も親しみやすい内容で、作曲家、アーティスト、アレンジャー、ヴォーカリスト、そしてシンセサイザーの名手としての大森の真の幅の広さを証明する1枚となっている。
マスタリングとカッティングは、ロンドンのメトロポリスでMatt Coltonによりおこなわれた。大森日向子(Hinako Omori)は横浜で生まれ、3歳でイギリスに移り、現在はロンドンで暮らしている。大森はクラシック・ピアノを学び、後にサウンドエンジニアとしてのトレーニングを始め、その後アナログ・シンセサイザーを使用するようになった。
自身のソロ作品をリリースする以前は、Kae Tempest、Georgia、Ed O’Brianといった多くの絶賛されるミュージシャンとツアーをおこない、レコーディングにも参加している。2022年3月にはデビュー・アルバム『a journey...』をFabric傘下のHoundstoothよりリリース。内面の癒しと自然の風景をアンビエント・エレクトロニクスに融合させたこの作品は高い評価を博した。
HINAKO OMORI
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