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- 京都大学学術出版会 / JPN / BOOK / 9784814000876 / 1007356356 / 2017年03月27日
売切 注文不可奴隷の子孫たちが 、もともとは植民者のものであったキリスト教の聖書を参照しながら、自分たちの苦難に意味を与え、救済に繋げるために作り上げてきた思想・実践の総体であるラスタファーライ(ラスタ)。その音楽的顕れであるレゲエは、ラスタのメッセージを広める役割を果たしてきたが、一方で、俗世間を支配する悪魔的なものと見なされることもあった。ジャマイカと日本を舞台に、ポスト・レゲエともいうべきダンスホールまで視野に置きつつ、ラスタの生活世界を描き出す。まえがき序 章1 黒い大西洋から日本へ2 なぜ「宗教ではない」ものが重要なのか3 ラスタファーライとは何か4 ラスタファーライの位置づけ5 構成6 調査の概要第 I 部 ジャマイカというフロンティア第 1 章 調査地とラスタファーライの概略1 ジャマイカとジャマイカ人の概要2 奴隷制社会の系譜3 宗教の系譜4 ラスタファーライの展開史第 2 章 エチオピア・アフリカ黒人国際会議派の概略1 エマニュエルと会議派の歴史2 会議派の信念3 社会構造と諸規範4 空間の管理5 時間の管理6 信徒の概略第 3 章 プリンス・エマニュエル死後の経済活動の変化1 背景2 ワラ製品3 クラフト4 商業音楽5 アイタル6 会議派のネットワークの再編第 4 章 会議派系ミュージシャンの信徒らしさ1 ポピュラー音楽シーンにおける会議派系ミュージシャン2 受容のされ方3 「不純」な信徒らしさ4 ボボ・シャンティからのまなざし5 曖昧な境界第 5 章 ディアスポラ黒人中心主義の揺らぎ1 ディアスポラ黒人中心主義とマイノリティ信徒2 歴史経験の差異3 アフリカ帰還要求運動への参与の仕方の差異4 肌の色を問わない連帯第 II 部 日本というフロンティア第 6 章 日本におけるラスタファーライの概要と展開1 日本人ラスタの概要2 歴史的展開第 7 章 ラスタファーライと日本のルーツとの接合1 代表的著作にみる救済観2 日本人でありラスタであることについて3 土地の文化を愛でること第 8 章 ラスタになり、ラスタとして生きる1 宗教と呼ぶことへの違和感2 6 人の語り3 4 つの視点4 他者との共感の回路を残すこと第 9 章 ラスタファーライを介した地域への愛着とまちづくり1 楽曲制作の背景2 作品の制作過程3 ワカサをレペゼンする4 ワカサという協働の空間終章 身体を起点に据えること1 第I部についての考察と結論2 第II部についての考察と結論3 まとめに代えてあとがき引用文献索 引 プロフィール神本秀爾(かみもと しゅうじ)1980年生まれ, 久留米大学文学部講師.博士(人間・環境学)(京都大学)専門 文化人類学主著 「加工を通じて雄弁な身体を獲得する――肌を脱色するジャマイカ黒人の新たな美学」(『黒人研究』85, 2016). ‘Influence of Reggae Music on Economic Activities of EABIC Rastafarians in Jamaica’, (Caribbean Quarterly 61(1), 2015). 「地球とのつながりを強固にする――日本におけるラスタファーライの受容について」(『宗教と社会』21, 2015)など.¥4,290 (税込)ご注文できません
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