4,400円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
※LP / 180g / Limited 500 Copies
ウィントン・ケリーの代表作にしてヒット作、Audiophileアナログ重量盤で復刻!
「Kelly Blue」は、ウィントン・ケリーにとって3枚目のリーダ作品(リヴァーサイド第2弾)。当時マイルス・セクステットへ参加し、ジャズ・ピアニストとして一つの頂点に立ったわけだが、この時点でトリオ作品(= リーダ作)が2枚しかなかったということがケリーのスタイルを象徴している。つまり、ダイナ・ワシントンとの伴奏者として成長したケリーの最大の長所が「バッキング」だというわけだ。
マイルス語録「奴はマッチみたいなものだ。奴がいないとタバコが吸えない(マッチがないとタバコに火がつけられないように、ウィントンがいないと演奏に火がつかない)」も、ケリーの巧みなバッキング(特にイントロ・ワーク)への賛辞というニュアンスが強いように思われる。もちろん、マイルス・バンド脱退後は自己のトリオを活動の軸にしていくのはご存知の通りで、この作品はその序章ともいえるかもしれない。
本作品は、当時のマイルスのリズムセクションそのままのトリオで4曲、そのトリオに3管が乗っかった編成で2曲、という構成で、半分が有名なスタンダード、半分がケリーの自作という、とてもバランスの良い配置だ。ケリーのコブシの効いたソロもいつになく強力だが、ともかくトリオのスイング感が強力な一枚。
Jazz Workshopのしっかりとしたした作りでこの名盤をお楽しみください!
■Personnel:
Piano – Wynton Kelly
Bass – Paul Chambers
Cornet – Nat Adderley
Drums – Jimmy Cobb
Flute – Bobby Jaspar
Tenor Saxophone – Benny Golson
WYNTON KELLY / ウィントン・ケリー