クルアンビンをも魅了するエチオジャズの革新的バンドがカセットでリリースしていた幻音源('76)
クルアンビンをも魅了するエチオジャズの革新的バンドがカセットでリリースしていた幻音源('76)
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2025年のベストリイシューははやくも決まり!? クルアンビンをも魅了するエチオジャズの革新を支えたスタジオ・ミュージシャン・バンドが、1976年にカセットでリリースしていた幻のアルバムが奇跡の世界初レコード化!
1970年代のエチオジャズ黄金期において、その革新的なサウンドモデルを築いたとされるバンド、アイベックス・バンド。ジョヴァンニ・リコとセラム・ウォルデマリアムの二人によって結成され、のちにロハ・バンドと名前を変えて活躍した彼らは、ムラトゥ・アスタトゥケを支えたほか、エチオピア音楽の金字塔的作品マハムッド・アハメッド『Ere Mela Mela』をレコーディングした伝説的バンドとして知られている。そんな彼らが1976年にリリースしていた幻の1枚『Stereo Instrumental Music』が世界初レコード化される。
70年代なかばに黄金期を迎えたとされるエチオジャズだが、その音楽を切り拓いたパイオニアのひとつが、このアイベックス・バンドであったことはあまり知られていない。伝統的なメロディーをダンスミュージックとして再発明し、重厚でループするベースラインでリズムの基礎を築いたとされるジョヴァンニ、革新的なギターワークは後進の数多くのミュージシャンに影響を与えたセラム。”チクチカ”と呼ばれる6/8リズムを近代化しただけでなく、ジョヴァンニのフェンダーベースや、セラムのギブソンギターといった楽器のチョイスにいたるまで、後進のミュージシャン達にひとつのモデルを提供したのが、アイベックス・バンドなのだ。
のちにロハ・バンドと名前を変えて活動する彼らの影響力は、エチオピアにとどまらない。例えばクルアンビンは、ミュージシャンが深夜に聴くフェバリット曲を選ぶコンピレーション『Late Night Tales』でロハ・バンドをチョイスし、インタビューでもセラムのことに触れ、その影響を公言している。
このたびリリースされる『Stereo Instrumental Music』は、当時カセットオンリーでリリースされていたもの。レコードはおろかCDでもリイシューされていなかった音源だ。手掛けたのはエチオピアのアジスアベバとスウェーデンのストックホルムを拠点に、エチオピア音楽の魅力を再定義する注目のレーベル Muzikawi。ゲートフォールド・ジャケットに詳細なライナー付き、2LPでの復刻となる。
〇 Muzikawi
https://muzikawi.com/
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