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レーベル
BLACK SMOKER RECORDS
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
通販番号
120109HH005
発売日
2012年03月24日
EAN
4526180107132
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商品詳細情報

ブラックスモーカー・エクスペリメンタルシリーズも遂に第5弾!!!!!

菊地成孔との多くの共著やJAZZ DOMMUNEでも知られ、最近では相対性理論との「乱暴と待機」のリリースや坂本龍一とのフリーセッションでも話題となっている鬼才:大谷能生が登 場!! KILLER-BONG / TOGASHIDUBにも呼応するILLなアブストラクト・ヒップホップアルバム!! 本人による鋭い言葉選びと押韻のセンスを披露したラップトラックも3曲収録。

『Jazz Abstractions』は、音楽家/批評家の両面をもつ大谷能生にしかできない作品である。ライナーにある通り、このアルバムで大谷能生は一曲につき ひとりのジャズメンの肖像を描くように音を再構築している。曲名でおおかの察しがつくと思うが、モンク、コルトレーン、マックス・ローチ、エルヴィン、ミ ンガス、アイラーやボブ・ジェームスもいる、絶妙の王道感と偏向ぶりだが、内容はそれに輪をかけて王道であるとともに偏向している。何に対する偏差かとい えば、ヒップホップに対するそれだ。大谷能生のアブストラクション(ズ)はヒップホップのアンダーグラウンドをほのめかすクールさとロジックをもちなが ら、そこからはみだす身体性と野趣を強く感じさせる。これは大谷能生の演奏を聴いたり文章を読んだりしたことのある方ならご理解いただけることだろうし、 どこか〈Blacksmoker〉のレーベルカラーを彷彿させもする。大谷のコンダクトに呼応して、音に抽象化されたジャズメンたちはその不在を埋めるよ うにときに饒舌に、また寡黙に語りはじめるが、ビートと一体となることで、ジャズでもヒップホップでもある/ない音楽がそこにできあがっていく道程に、気 づけば私たちは誘い出されている。(松村 正人)

追記

『Jazz Abstractions』には大谷能生の鋭い言葉選びと押韻のセンスを披露したラップトラックを3曲収録している。『「河岸忘日抄」より』で露わになっ た大谷能生の肉感的な(と書くと、なんかいかがわしいが)声によるアブストラクトなラップもまた聴きものである。


◆大谷能生(おおたによしお)
1972年生まれ。ミュージシャン、批評家。ジャズ(サックス)、エレクトロニクス、ラップ、朗読など、多数のバンドに参加して幅広い演奏活動を行ってい る。近年は舞台作品の音楽制作・出演も多数。著書に『憂鬱と官能を教えた学校』、『M/D』(菊地成孔との共著)、『貧しい音楽』、『持ってゆく歌、置い てゆく歌』など。一月に新刊『植草甚一の勉強』が出る。

ソングリスト

Disc "1

  • 1. Thelonious Study #1

Disc 1

  • 2. Coleman's Mushup TV Dinner
  • 3. Bob James
  • 4. Percussion Bitter Sweet
  • 5. No Cover,No Minimam
  • 6. Elvinnvie
  • 7. Cumbia Jazz Fusion
  • 8. DlsMcx
  • 9. Thelonious Study #2
  • 10. Conquistador!
  • 11. I'll Remember April Rejoice
  • 12."