レバノンの国民的女性歌手、ファイルーズの息子であり作曲家のジアド・ラバーニが1985年に録音し、その後CD/カセットのみでリリースされていた名作がリマスターされ初のLP化!
レバノンの国民的女性歌手、ファイルーズの息子であり作曲家のジアド・ラバーニが1985年に録音し、その後CD/カセットのみでリリースされていた名作がリマスターされ初のLP化!
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レバノンの国民的女性歌手、ファイルーズの息子であり作曲家のジアド・ラバーニが1985年に録音し、その後CD/カセットのみでリリースされていた名作がリマスターされ初のLP化!
ファイルーズから坂本龍一までをリイシューするフランスのレーベル、Wewantsoundsがまたも大きな仕事をやってくれた。ジアド・ラバーニは、アラブ音楽界の巨人の一人である音楽家、ピアニスト、プロデューサーで、父は有名な作曲家で音楽家のアッシ・ラバーニ、母はレバノンの伝説的な歌姫、ファイルーズという芸術家の家系出身で、アラブ音楽のみならずジャズやブラジル音楽からも影響を受けたという音楽性で知られている。70年代にリリースした作品はファンク、ジャズ、ブギー文脈でDJやコレクターの間でカルト化していたが、1985年に録音し、その後CD/カセットのみでリリースされていた本作は待望の初レコード化となる。
ジアド・ラバーニのベストワークの一つとして知られている本作だが、「Houdou Nisbi」とは「比較的穏やかな」という意味で、レバノンのテレビでニュースキャスターが放送中のムードを表現するために使った言葉だという。またそれは、1975年から1990年まで続いた内戦の停戦状態を指していたのかもしれない。ジャケットはカセットテープのアートワークが忠実に再現され、戦火に見舞われたベイルートで、ハイヒールを履いてパーティーに出かけると思われる女性が象徴的なジャケットになっている。ファンク、ブギー、ジャズ・ファンク、フュージョン、ブラジル音楽をミックスした本作は、今では中東の最高のジャズ・ファンク・アルバムの一つとされている。リマスターされ、レバノン人DJ兼キュレーターのErnesto Chahoudによるライナーノーツが入ったこれ以上ない形態でのリイシューだ。
ZIAD RAHBANI / ジアド・ラーバニ