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約9年ぶり、2作目となるギジェルモ・クレイン・クインテット最新作が登場
これまでの緻密で壮大な作品とは一線を画し解放された新鮮さを感じる至高の作品
★アルゼンチン出身のピアニスト”ギジェルモ・クレイン” が率いるギジェルモ・クレイン・クインテットが再集結し、約9 年ぶり2 作目となる最新アルバムをリリース。
★ギジェルモ・クレインは、1969 年アルゼンチン生まれのピアニスト兼作曲家。1994 年にバークリー音楽大学を卒業し、その後はニューヨーク市のジャズクラブで演奏した。非常に独創的なハーモニーとスタイルのクラインは、ジャズ批評家をはじめ様々なコミュニティーから多くの高評価を得ている。
★最新作『Telmo's Tune』は、クレインが失った自発性とコミュニティーの感覚を取り戻そうとし、より探求的なバンド感覚を表現するためにニューヨークを拠点とするミュージシャンによるクインテートを結成し作られたアルバム。クレインが組んだクインテートには、ベーシストのマット・パボルカ、フェンダー・ローズなどのキーボードのレオ・ジェノヴェーゼ、”ロス・グアチョス”のサックス奏者クリス・チークといった長年の友人やコラボレーターが参加している。
★今作のタイトル曲にもなっている「Telmo's Tune」(n.4)は、クレインが1995年に作曲したダイアトニック曲で、何度も変奏を繰り返し、最終的に完成したものである。この曲は、クレインのアルバム『Filtros』に収録されている「Volante」の2 つの和音を利用したフェイジング・リズムに由来し、また、この曲はクレインの息子である” チャーリー・テルモ・クレイン” にちなんだもので、メジャーからマイナーの調性に切り替わるハーモニーの中声部に変化をつけて繰り返すヴァンプを利用する、なんとも独特な雰囲気を持つナンバーである。
■Chris Cheek (tenor and soprano saxophone)
Leo Genovese (fender rhodes and keyboards)
Matt Pavolka (bass)
Allan Mednard (drums)
Guillermo Klein (piano)
GUILLERMO KLEIN / ギジェルモ・クレイン
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