【予約受付中】デヴィッド・リンチ監督『ブルーベルベット』サントラがリリース!
この間やっと、長年温めておいた『ツイン・ピークス』をすべて観終わりました。殺人事件の謎を追うミステリーだと思って観始めたのに、気づけば奇妙な夢の話に迷い込んでいて、しばらく毎日頭の中はツイン・ピークスのことばかり。。。理屈じゃなく引き込まれる、あの感覚にすっかりやられていました。
その理由のひとつが、間違いなく音楽だったと思います。レッドルームで流れるジャズ、毎回バーで違うアーティストが歌うエンディング...どれもこの世界観に欠かせないピースでした。でもやっぱり一番耳に残るのは、あの物憂げで、どこか懐かしいのに落ち着かない、そんな不思議な感覚を残すオープニングテーマ。観終わった今も、ふとした瞬間に頭の中で鳴っています。
この"リンチ・サウンド"とでも呼びたくなる音世界を作り上げたのが、作曲家アンジェロ・バダラメンティ。調べてみたら、彼とリンチの出会いが結構面白くて、もともとは女優イザベラ・ロッセリーニの歌唱コーチとして現場に呼ばれただけだったそうなんです。それがきっかけでリンチが彼の音楽的センスに惚れ込み、映画全体のスコアを任せることに。そうして生まれた運命の一本目が、1986年公開の『ブルーベルベット』でした。
つまり『ツイン・ピークス』であの旋律に心を掴まれた人は、知らないうちにもう、その原点の音に触れていたということになります。
そんな"リンチ・サウンド"の出発点となったスコアが、公開40周年を記念してこのたびアナログ盤で登場します!
甘美と不穏が同居する、リンチ作品の原点の音世界。レインボー・フォイル仕様の特別ジャケットで堪能できる限定盤です。『ツイン・ピークス』『マルホランド・ドライブ』へと連なるサウンドの起点を刻む、コレクター必携の一枚です。
<ブルーベルベット>
大学から実家に戻ってきたジェフリー・ボーモント(カイル・マクラクラン)は、ある日、野原で切断された人間の耳を発見してしまう。その不穏な発見をきっかけに、監督デヴィッド・リンチは、絵に描いたように穏やかな小さな町の裏側に潜む何かを、じわじわとあぶり出していく——恐怖と、どこかブラックユーモアも漂わせながら。
真相を探り始めたジェフリーは、素人探偵仲間のサンディ・ウィリアムズ(ローラ・ダーン)と距離を縮めていく一方で、事件の鍵を握るラウンジシンガー、ドロシー・ヴァレンス(イザベラ・ロッセリーニ)にも次第に近づいていく。そしてその先で、思いもよらない人物と対峙することになる。
強烈な演技と、忘れがたいほど力強いシーンや映像で綴られる『ブルーベルベット』は、"失われた無垢"を描いた忘れられない一作であり、20世紀後半のアメリカ映画において最も影響力のある作品のひとつに数えられている。
監督: デヴィッド・リンチ
出演: カイル・マクラクラン、イザベラ・ロッセリーニ、デニス・ホッパー他
制作国: アメリカ
制作年: 1986年
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