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2001年にアラン・マッギーがクリエイションの後に立ち上げたポップトーンズ・レーベルより最初の作品としてリリースされた、正真正銘のアラン・マッギーのお気に入りバンド、GNAC。カシオトーンやヴィブラフォンで切なく綴られるインディー・ムード・ミュージックは極上のメランコリア。実に5年ぶり、17曲入りの新作です。
この不思議な名前GNACは、COGNAC = コニャックの音節から名前をとったということで、ニャックと発音するのが正しいようです。ひとつ歯車がずれた童話の世界のような音楽がキラキラと鈍い光を放ち、からくり人形のようにカタカタと動き出す。
ドゥルッティ・コラムやタキシード・ムーンのような感情を抑えたひんやりとしたニュー・ウェーヴ・サウンドから、フェルトやフィールド・マイス、最近だとポスタル・サーヴィスに通じる優しいネオアコ~エレクトロニカ、トータスやディラン・グループ、マイス・パレードのような小洒落た柔らかいジャジーなサウンドなどを感じさせ、現在のインディー・エレクトロニカ、インストゥルメンタルのシーンにおいて非常に重要な作品と言えます。
白昼の殺人事件をテーマにしたという‘Midgley Moor’、日没そして夜の訪れをギターであらわした‘As Night Falls Upon Us’、日本旅行の際にホテルの部屋から公演を見下ろして書いた‘Shinjuku Park’など、日常の中に潜む狂気や少しストレンジな感覚がメランコリックながらも飄々としたサウンドで巧妙にあらわされています。
GNACは、Montgolfier Brothersなどの別ユニットでも活躍するMark Tranmer(マーク・トランマー)のソロ・プロジェクト。彼は現在、ペイル・セインツで有名なIan Masters(イアン・マスターズ)ともWingdiskというプロジェクトでコラボレーションしているそうです。
01. Spanish Winter
02. From Cougorge To Gougougnac
03. Observed Vs Expected
04. Chenin Blanc
05. Perec's Beard
06. As Night Falls Upon Us
07. Midgley Moor
08. Twenty-second Night
09. Brouillard
10. Telebanco
11. Rocky Road
12. Shinjuku Park
13. Vanessa Beecroft's Wedding
14. Green With Fright
15. The Struggle
16. Cold Flower
17. Obstacles Of Course
GNAC / ニャック