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オルケストラ・インペリアルのフロント美女シンガーとしても知られるニーナ・ベッケル2017年新作。
先述のオルケストラ・インペリアル、そして自身のソロではポストロック的路線からドローレス・ドゥラン曲集まで。自作からカバーまで類稀なるセンスを発揮すると同時に天性ともいえるポップでけれんみの無い歌声で、リオ新世代一派を代表する声としても知られるニーナ。最新作は80'S回帰的なモノトーンのカバーをあしらった作品となった。ニーナとともに共同プロデューサーとしれクレジットされているのはドゥーダ・メロ、ギターにペドロ・サー、ベースにアルベルト・コンチネンチーノ、ピアノにハファエル・ヴェルナンチ、ドラムにトゥッチ・モレーノという鉄壁のカルテットがバッキング。ジャズボサをベースにしつつも時に不協和音が鳴り響くなどシャープな実験精神が常に横溢。リラックスとざわめきが混在する一筋縄でいかないサウンドと、華のあるニーナの歌声にどんどんと引き込まれていく。多くの良作がリリースされた2017年だが、チャレンジングでありつつも飛びっきりポップでもあるという意味では、今年のNO.1作品と言ってもいいだろう。ゲストでモレーノ・ヴェローゾ、カシン、エヴェルソン・モラエス、ネグロ・レオ、ルカ・ハエーリ、エドゥアルド・マンソが参加。
NINA BECKER / ニーナ・ベケール