ニューヘブンのエール・ボウルでの71年7月31日のショーとシカゴのオーディトリウム劇場での8月23日のショーを収録。"Wharf Rat"や"Me and My Uncle"、"Big Railroad Blues"(特にロックなバージョン)のカバーなど、これらの曲の多くは1971年9月の2枚組LP『GRATEFUL DEAD A.K.A. SKULL AND ROSES』で発表される予定でしたが、"Sugaree"、"Bird Song"はジェリー・ガルシアのソロ・デビュー作で72年1月まで発表されないため、リアルタイムでは貴重なタイミングでの演奏を収録しているといえるでしょう。
そして、"Bird Song"といえば、20分を超える"Dark Star"との組み合わせがまさにピーク・デッドであり、この時点でグレイトフル・デッドが間違いなく世界最高のライブバンドだったことを証明し、その主張はさらに"The Other One"を含むメドレーでさらに確固たるものとして証明できそう。
レックス・ジャクソンが録音し、ジェフリー・ノーマンがHDCDサウンドでマスタリング。
DISC ONE : Yale Bowl, New Haven, CT, July 31, 1971
DISC TWO : Auditorium Theatre, Chicago, IL, August 23, 1971