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オッフェンバック:喜歌劇《ヴァイオリン弾き》《66》
1855年、ジャック・オッフェンバックがパリに設立したオペラ・ブフとオペレッタの公演のための劇場ブフ・パリジャン座。劇場は収容300人ほどの小さいものでしたが、パリ万国博覧会の正面入り口の真向かいにあり、多くの人々が訪れたため、オッフェンバックにも多大な成功をもたらしました。この年の夏に初演されたのが《ヴァイオリン弾き》(副題《ブルターニュの伝説》)でした。この作品で主役を歌ったホルテンス・シュナイダーは素晴らしい演技で観客を魅了し大人気となりました。その翌年の1856年7月31日には同じく1幕物の《66》が初演され大成功。こちらも《ヴァイオリン弾き》と同じく登場人物は3人のみ。小さい規模ながらもチロルの民俗音楽が効果的に用いられた、ちょっぴり皮肉の効いた楽しい作品です。ちなみにタイトルの「66」とは主人公のフランツが購入した宝くじの番号のこと。
ケルン・アカデミーによるこの演奏は、19世紀の楽器を用いピリオド奏法によって行われたもので、初演時の雰囲気が良く伝わります。3人の歌手の巧みな歌唱も魅力的です。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
ジャック・オッフェンバック(1819-1880):
1. 喜歌劇《ヴァイオリン弾き》 全1幕
2. 喜歌劇《66》 全1幕
【演奏者】
サンドリーヌ・ブエンディア(ソプラノ)
ピエール=アントワーヌ・ショミアン(テノール)
アルマンド・ノゲラ(バリトン)
ケルン・アカデミー(古楽アンサンブル)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
録音:2022年8月27-29日
Deutschlandfunk Kammermusiksaal(ドイツ)
総収録時間:85分
MICHAEL ALEXANDER WILLENS / マイケル・アレクサンダー・ウィレンス