「コンゴ音楽の王様」フランコが設立したレーベルのコンピレーション
「コンゴ音楽の王様」フランコが設立したレーベルのコンピレーション
5,940円(税込)
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Ngomaに残された1948-1963年録音をコンパイルした超大作で世界中のアフリカ音楽ファンの度肝を抜いた Planet Ilunga の次なる一手は、「コンゴ音楽の王様」ことフランコが設立したレーベル Les Editions Populaires のコンピレーション!
Ngomaレーベルの希少音源をまとめたコンピレーションに続いて、新しいシリーズ「Les éditeurs congolais」を始動。コンゴにおける最初期のレコードレーベルを立ち上げたオーナーたちのレコード製作と起業家精神にあふれた仕事を称え、ハイライトすることを目指している。その第一弾となるのが、フランコことフランコ・ルアンボ・マキアディが設立した Les Editions Populaires の初期音源をまとめた本コンピレーションだ。
そういったコンゴ人によるレコードレーベルのパイオニアとなったのが、ジョセフ・カバセレのレーベル Surboum African Jazz からリリースされた「Independance Cha Cha」だった。歌詞の中で今後の独立を不滅としたこの曲は、同時にコンゴ人が自らの手でレーベル運営をする道を切り拓き、その後多数のレーベルが設立されることになる。
ヴィッキー・ロンゴンバとともに Epanza Makita、Boma Bangoを共同設立、その後短命ながら Likembe を設立したフランコが、そののち1968年に設立したのがこの Les Editions Populairesだ。おもにOKジャズおよび後のTPOKジャズの作品に特化し1982年まで運営された。
本コンピレーションではレーベルの最初期3年間に絞り、16トラックを収録。いうなればフランコがレーベルで思い描いていたサウンドのショーケースと言えるだろう。焦点があてられるのはチャチャチャやスペイン語の歌詞ではなく、リンガラ語の余韻に残るルンバやボレロのバラード、キコンゴ、キモンゴ、さらにはヨルバ語の伝統に根ざした歌、ンゴマのアーティストであるカミーユ・フェルジやマヌエル・ド・オリヴェイラとのコラボレーション、そして北米ファンク・ミュージックへのトリビュートで見せる、OKジャズのミュージシャンたちのオープンマインドで優れた才能が発揮されたキラ星のごとき名演だ。
2枚組LPのトリフォールド・ジャケット。フランス語と英語のライナーノーツ付きの1,000枚限定盤。
FRANCO & OK JAZZ / フランコ & OKジャズ