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cpoの毎月のリリースを眺めていると、まだまだ知られていない作曲家が多いのだな。と感心してしまいます。このカスパール・シュミットもそんな一人。 1874年に生まれ1953年にミュンヘンで没した人ですが、作品を聴く機会はほとんどありません。幼少の頃は、レーゲンスブルク大聖堂の聖歌隊で歌い、その後ミュンヘン音楽アカデミーでルートヴィヒ・トゥイレに作曲を学びました。彼の作品は、当時プフィッツナーと同等に高く評価されたのですが、結局作風は後期ロマン派の域を出ることはありませんでした。R.シュトラウスのような強い個性を持たない穏健な作風のせいで、恐らく歴史の狭間に埋もれてしまったのでしょう。どの作品もブラームスやシューマンの影を色濃く残していて、調性を逸脱することなく安心して楽しめます。 【演奏】 ニコラス・リンマー(ピアノ) ヨハネス・ツール(クラリネット) ニルス・メーンケマイヤー(ヴィオラ) ピルミン・グレール(フルート) |
NILS MONKEMEYER / ニルス・メンケマイヤー