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ゲオルグ・ショルティによる偉大な演奏の中からワーグナーのオペラ、『パルジファル』と『トリスタンとイゾルデ』の録音が発売されます。ショルティによる『パルジファル』と『トリスタンとイゾルデ』の解釈は、穏やかなシーンから凶暴なシーンに移行するところなど、これらのオペラの録音の中でも特にスリリングな感動体験といえます。粒ぞろいで実力のある配役は、どちらのレコーディングでもウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の明晰な演奏とバランスがとれています。尊敬を集めるジョン・カルショーが関わったプロダクションで、明快さと豊かさで定評のあるデッカの録音です。●豪華オリジナル・ハードカバー仕様。●ブックレット、あらすじ付き(英語・ドイツ語・フランス語)。●CD+ハイフィデリティ・ピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスク、24ビット・オーディオのオペラ全曲盤。●元デッカ・エンジニアのパスカル・バーンによるオリジナル・アナログ音源からの96kHz/24bitオーディオ・リマスタリング。 ドラマティックな緊張感が見事に再現された名演《ゲオルグ・ショルティ~ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』》●3CD+ブルーレイ・オーディオ・ディスク、豪華ハードカバー仕様、レコーディング・プロデューサー、ジョン・カルショーによるエッセーとレコーディングのために描いたセットのスケッチ付き。この伝説の録音にはリハーサルの抜粋「オペラの誕生」がボーナス・ディスクとして加えられています。これは初出LPの発売時に特典として付いていたもので、リハーサルの他、出演者たちのディスカッションも収録されています。●配役はトリスタンにフリッツ・オール(テノール)、イゾルデにブリギット・ニルソン(ソプラノ)、マルケ王にアルノルト・ヴァン・ミル(バス)、ブランゲーネにレジーナ・レズニック(メッゾ・ソプラノ)、クルヴェナールにトム・クラウセ(バリトン)です。「ニルソンの輝かしい声は1960年に最盛期を迎えていて、イゾルデの歌唱では集中力を切らさずに、第1幕の失望と復讐心、第2幕の愛の高まり、そして崇高な「愛の死」という個々の状況に現れる感情を表現している」(『グラモフォン』誌)「予断を許さないドラマティックな緊張感......ビルギット・ニルソンは見事にショルティの指示に応えている......フリッツ・オールは真の音楽のヘルデンテノールである......トム・クラウセのクルヴェナールとアルノルト・ヴァン・ミルのマルケ王はどちらも秀逸である......いつもと変わらぬデッカ/カルショーの想像力に富んだプロデュースによる......レコーディングは十分な調整と豊かさを持って輝かしく清澄な仕上がりとなっている」(『ペンギン・ガイド(CDのオペラ)』) (資料提供:ユニバーサルミュージックIMS)【収録内容】 ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』【演奏】イゾルデ...ブリギット・ニルソン(ソプラノ)トリスタン...フリッツ・ウール(テノール)ブランゲーネ...レジーナ・レズニック(メッゾ・ソプラノ)クルヴェナール...トム・クラウセ(バリトン)マルケ王...アルノルト・ヴァン・ミル(バス)水夫...ヴァルデマール・クメント(テノール)メロート...エルンスト・コツープ(テノール)牧童...ペーター・クラウン(テノール)舵手...テオドール・キルシュビヒラー(バリトン)ウィーン楽友協会合唱団ゲオルグ・ショルティ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団【録音】1960年9月、ウィーン、楽友協会ホール
GEORG SOLTI / ゲオルク・ショルティ
ハンガリー出身の指揮者(1912-1997)