【JAZZ】ソニー・ロリンズ 好調の極みをとらえた完全未発表音源が発売

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2020.10.22

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ディスクユニオン JAZZ


今年90歳となった巨星ソニー・ロリンズ、1967年オランダでの凄まじいパフォーマンス
ドルフィーの『ラスト・デイト』で名を知らしめたハン・ベニンクを迎えたピアノレス・トリオ
数々の歌物テーマも織り込みながら淀みなくダイナミックに繰り出す演奏は圧巻!!
もちろん完全未発表、初作品化!!

巨星ソニー・ロリンズ、非正規盤でも録音がリリースされたことのない1967年。好調の極みをとらえた完全未発表音源!!

プレスティッジ~アトランティック~インパルスと、間が空くことなく契約の続いたジョン・コルトレーンとは違い、しばしば専属契約のない期間が生じ、その間は正式なレコーディングがしばらくない、ということが何度もあったソニー・ロリンズ。たとえば、1958年にコンテンポラリーへ『ソニー・ロリンズ&ザ・コンテンポラリー・リーダーズ』を録音してから1962年のRCA契約第1作『橋』までの間、そして、インパルス最終作『イースト・ブロードウェイ・ランダウン』から1972年にマイルストーンと契約して『ネクスト・アルバム』を録音するまでの間、などなど。とはいえ、そうした空白期間もロリンズの活動はだいたい続いていて、ヨーロッパでのライヴ録音が非正規盤でリリースされたりもしていますが、それすら全く存在しない年もあります。

そしてここにリリースされるオランダでの未発表演奏は、その<他に録音が一切残されていない1967年のもの>であり、きわめて貴重な発掘!しかもメンバーは、何とハン・ベニンクがドラマーとして加わった、ロリンズの醍醐味が味わえるピアノレス・サックス・トリオですから、興奮ものです。

ハン・ベニンクは1964年にエリック・ドルフィー『ラスト・デイト』への参加によって世界にその名を知られるようになり、その後はミシャ・メンゲルベルクやウィレム・ブロイカーなどとインスタント・コンポーザーズ・プール(ICP)で活躍するなどヨーロッパ全体のニュージャズ・シーンの中核を成したアーティスト。そんな彼が、ここでは、名ピアニスト、ピム・ヤコブスの弟ルードと共にロリンズのバックをつとめているのです。

ここでのロリンズは、66年11月グラーツでのジミー・メリット、マックス・ローチとのトリオ、68年9月コペンハーゲンでのケニー・ドリュー・トリオとの共演といった、この前後に行われたヨーロッパでの演奏と比べても圧倒的にテンションが高く絶好調!長い演奏でも、“セント・トーマス”や”アルフィー”などのフレーズをはじめとして数々の歌物テーマの引用なども織り交ぜながら、豊かなアイデアは尽きることなく、フレーズがあふれ出ています。

スウィングからフリーまで超一級品のリズムを送り出すハン・ベニンクの強力なドラミングと絡み、時に煽られてながら、淀みないメロディ・ラインとダイナミックな表現が最高の次元で形になった演奏。Resonanceからまた名盤の登場です!

メンバー:
Sonny Rollins (ts)
Ruud Jacobs (b)
Han Bennink (ds)
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