英国ブルースの代表的ギタリストでありシンガーソングライター、デイヴ・ケリー。60年代末期に1STソロ・アルバム『KEEP IT IN THE FAMILY』でデビュー、その後ジョン・ダマー・ブルース・バンドで活動し、姉のジョ・アン・ケリーと共にギターの名手としてシーンの中で活躍していきます。またトム・マクギネスとのブルース・バンドでも素晴らしい作品を残しました。本作はデイヴ・ケリー・バンドの作品用として進められるもコロナ禍で一旦中断、マルチ・インストゥルメンタリストのロブ・ミリスが加わり、ポール・ジョーンズ、ルー・ストーンブリッジ、ダグ・コックスといった豪華なメンバーが加わりレコーディングを再開。アメリカン・スタンダードの名曲「Let's Do It, Let's Fall In Love」、アーサー・クラダップの「Mean Old Frisco Blues」、そしてタイトル曲をはじめとする自作の新曲を含む幅広い楽曲に加え、ブルース・バンドの最後のアルバムのために書かれた「Them Ole Crossroads Blues」、旧友であり恩師でもあるグラウンドホッグスのトニー・マクフィーへのトリビュート、そしてルー・ストーンブリッジと書いたデイヴ・ケリー・バンドの人気曲「I Am The Blues」も再録されています。
