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限定生産となっておりますので、制作元完売の際は何卒ご容赦ください。
ベームによるR.シュトラウス:管弦楽作品のDGステレオ・セッション録音を2枚に集成。
名盤が最新の技術でスケール豊かに蘇る!「英雄の生涯」を除き世界初SA-CD化!
「英雄の生涯」は新規でデジタル化を行い、最新マスタリングを施した上で発売!
ベームのライフワークとも言えるR.シュトラウス録音の中から、DGレーベルにステレオ録音でセッション収録された管弦楽作品7曲を2枚組に集成しました。1958年のステレオ初期ながらもDGによる当時としては素晴らしい録音である「ツァラトゥストラ」は、この曲の代名詞的演奏として有名になり、その後の人気の火付け役となった歴史的音源です。ステレオ録音による管弦楽作品は主にベルリン・フィルを主として進められ、晩年の「英雄の生涯」のみウィーン・フィルと収録を行いました。この「英雄の生涯」もまたベームの名のみならず、この曲の代表的な演奏として未だに高い人気を誇っています。尚、今回のカップリングでは録音年代順に収納しました。1曲目は初出時単独で発売され、2曲目から5曲目まではひとつのアルバムをオリジナルの収録順に配置しました。6曲目の「ばらの騎士から」は、元々「舞踏への招待」というコンピ盤に最初収められた曲です。そして最後に7曲目の「英雄の生涯」を収めています。この曲のみ以前SA-CDシングルレイヤーで市販されていましたが、今回の復刻では前回のマスターは使用せず、あらためて新規でオリジナルのアナログ・マスターテープより高品位(192kHz/24bit)でデジタル化を行い、その音源を使って最新リマスタリングを施しました。
ベームはR.シュトラウスと親交があり、曲の解釈の面でも当然ながら多大な影響を受けています。ベームによるR.シュトラウスの音楽作りはオーケストレーションを過度に強調するようなデフォルメを決して行わず、あくまで音楽の流れの中で自然体と言って良いくらい、音楽を紡ぐことを主体としていました。それはR.シュトラウス自身の考えでもあり、流れの妨げになるような感傷的な表現や一部を誇示かのするような極端な音楽にならないよう、細心の注意を払って演奏されたベームの音楽は、芸術的に一段高まったR.シュトラウス演奏であると言えるでしょう。最新のSA-CD化で解像度が上がったことにより、ベームの徹底した拘りが細部までわかるようになりました。それと共に、当時のベルリン・フィルの機能性の高さと、ドイツのオケとしての特徴的な音色も随所に感じることができます。また、76年録音のウィーン・フィルの反応の良い演奏もまた、音色と共に興味深い要素です。
このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、広瀬大介氏による新規の序文解説を掲載しました。 (資料提供:タワーレコード)
【演奏者】
ゲルハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン・ソロ)(DISC2;3)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(DISC1/DISC2;1&2)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(DISC2;3)
カール・ベーム(指揮)
【録音】
1958年4月15-17日(DISC1;1)、1963年4月8、20日(DISC1;2&3,DISC2;1&2) ベルリン、イエス・キリスト教会
1976年6月22-24日(DISC2;3) ウィーン、ムジークフェラインザール
【原盤】
Deutsche Grammophon
KARL BOHM / カール・ベーム
オーストリアの指揮者 (1894-1981)