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キース・リチャーズのレゲエ・セッション、未発表音源を追加しての2枚組でリイシュー!
キース・リチャーズが惚れこんだジャマイカのシンガー、ジャスティン・ハインズとセッションをおこなうようになったのは70年代初頭の頃からだった。
ジャスティンは有能なスカ及びロックステディー系のレゲエ・ミュージシャンで、ドミノスというスカ・バンドのリーダーでもあった。キースはジャマイカの自宅の庭でジャスティン・ハインズやローカル・ミュージシャンとよくセッションをおこなっていたようだが、そのレコーディングを開始したのは95年に友人のエンジニアであるロブ・フラボニ(ストーンズの「山羊の頭のスープ」に参加)がキースの自宅にレコーディング機材を持ち込んでからのこと。
その結果生まれたのがキース自身がグループ名を命名したバンド、ウイングス・エンジェルスが97年にリリースした同名タイトルのデビュー・アルバムで、リリースはキースのインディー・レーベル、マインドレス・レコーズから。
既にジャスティン・ハインズは2005年に亡くなっていますが、未発表音源の新作「ヴォリューム2」とデビュー・アルバムの再発盤「ヴォリューム1」をカップリングした2枚組としてリリースされるので前回購入された方も初めての方にとっても見逃せない新譜です。
WINGLESS ANGELS