ゴスペルのチカラ

塩谷達也

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レーベル
いのちのことば社
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
12020
通販番号
1007139148
発売日
2016年07月08日
EAN
9784264033271
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商品詳細情報

 ゴスペルっていったいなんだろう?歴史、レジェンドたち、名曲、メッセージ…すべてを網羅した決定版!

ゴスペルには力がある。ゴスペルシンガー、クワイヤディレクター、プロデューサーでもある塩谷達也さんによる著作。ゴスペルの歴史、有名なゴスペルソングに込められたメッセージを塩谷さん流に熱く語る。

【1章 ゴスペルを知りたい】
ゴスペルの歴史/ゴスペル人物伝(Legends of Gospel)/この国のゴスペルのかたち

【2章 ゴスペルを感じたい】
ゴスペルが教えてくれたこと/座談会 “ゴスペルに出会った私たち"

【3 章 ゴスペルのチカラ】LOVE <愛> “He still loves me" に寄せて/JOY <喜び> “Oh Happy day" に寄せて/PEACE <安らぎ> “My life is in Your Hands" に寄せて/ENCOURAGEMENT <励まし> “I need you to survive" に寄せて/HOPE <希望> “Deep River" に寄せて/資料(GOSPEL Standards)



(以下、ディスクユニオン担当者コメント)
芸術の世界では、プレーヤー、聴衆ともにお金持ちの順番が「音楽⇒美術⇒演劇」という具合に決まっている(演劇人が一番貧乏)そうですが、黒人音楽の世界では「R&B⇒インディソウル⇒ブルース⇒ゴスペル」という順番に貧しくなっていきます(自論)。

この15年間、日本のインディゴスペル界のイコンであり続けている塩谷達也による名著がめでたく復刊。黒人文化研究が結実した第一章と日本の現場を取材した第二章はほぼ前回同様。今回加筆された第三章「ゴスペルのチカラ」は現代の賢者が書いた音楽生活論として秀逸。猪突猛進な熱さよりも、等身大な今の自分をゴスペルを通して見つめる視点。

それにしても第一章(黒人奴隷貿易の話)の濃さは本書の初版が出た時から15年を経過した今読んでも濃密。文字通り救いが無い。これだけの短期間にこれだけの奴隷貿易(船の上で弱った黒人、10人に1人以上をそのまま見殺し))が平然と行われた事実が読むたびに愕然とする。この歴史的事実の発端を知らないまま米国ソウル、ブルース、ゴスペルを聞くか、知ってから聞くか、聞こえ方が違ってきます。塩谷さん、僕確かに力もらいましたよ。