2,530円(税込)
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70年代から80年代、都内のレコーディング・スタジオは活気に満ち溢れ、
数々の名曲と名演が生まれ続けていた――。
「読売新聞」(2020.2.22)エンタメ面にて、『ニッポンの編曲家』『大村雅朗の軌跡』が紹介されました!
朝日新聞(2017.1.22)「文化の扉」にて、編曲家に関する記事とともに紹介されました!
丸善ジュンク堂の冊子「書標」(2016年8月号)、「愛書家の楽園」にて紹介されました!尾方邦雄(みすず書房)さんによる選書です。
ヤマハ「ピアノの本」(2016年7月号)にて書評が掲載されました!評者は小沼純一さんです。
Musicman-NETにて著者インタビュー(後半)が掲載されました!
Musicman-NETにて著者インタビュー(前半)が掲載されました!
「レコード・コレクターズ」(2016年5月号)にて、書評が掲載されました!評者はサエキけんぞうさんです。
AbemaTV FRESH!にて、『ニッポンの編曲家』著者の梶田昌史氏がゲスト出演したニコニコ生放送番組「DTMステーションPlus!」(第52回/2016.3.29OA分)が無料再放送中です。
公明新聞(2016.3.28)にて書評が掲載されました!評者は塩澤実信さんです。
PRESIDENT Online にて書評が掲載されました!評者は山田厚俊さんです。
Real Soundにて書評が掲載されました!評者は栗原裕一郎さんです。
「CDジャーナル」(2016年4月号)にて紹介されました!
月刊「ミュージシャン」(2016年4月号)にて紹介されました!
moraにて紹介されました!
amassにて紹介されました!
本書は、今までスポットがあてられることのなかった編曲家に焦点を絞り、
たくさんの名楽曲を生んだ頭脳と、レコーディング時のエピソードに迫ります。
もちろんそれらの名曲を生み出すために奔走した制作ディレクターや、
名演を繰り広げたスタジオ・ミュージシャン、
それらの音を記録し続けたエンジニアの他、
元マネージャーをはじめとした関係者など、多方面から証言を収集。
編曲家のすごさを今、あらためて浮き彫りにしていきます。
さらに当時のアーカイヴ資料や写真、そしてこれまで不明だった
楽曲ごとの参加ミュージシャン・クレジットもできる限り掲載。
70年代から80年代の日本の音楽シーンにおける重要な記録として
バイブルというべき内容に仕上がっています。
<目次>
序文 メロディは、編曲によって音楽と結実する
第一章 楽曲のアルチザン、編曲家(アレンジャー)
川口真
萩田光雄
大谷和夫(芳野藤丸・長岡道夫、中島御、他)
星勝
瀬尾一三
若草恵(寄稿:辛島美登里)
船山基紀
大村雅朗(太田憲行/元担当マネージャー)
井上鑑(寄稿:松下奈緒)
佐藤準
新川博(寄稿:林哲司)
武部聡志
第二章 編曲家が愛したミュージシャンたち
矢島賢
野口五郎スペシャル・インタビュー
吉川忠英
島村英二
松武秀樹
第三章 セクションで魅せるミュージシャンたち
ストリングス
加藤高志
ブラス
ジェイク・H・コンセプション
数原晋
コーラス
仮歌~ガイドボーカル
広谷順子
第四章 録音の匠人、エンジニア
内沼映二&清水邦彦
鈴木智雄
特別寄稿
80年代のレコーディング・スタジオ(文:鷺巣詩郎)
コラム
アレンジャーとその時代(文:川瀬泰雄)
インペグとは(文:田渕浩久)
アレンジャーで聴く、ドラマー青山純(文:梶田昌史)
70年代のスタジオの風景(文:梶田昌史)
ヤマハとポプコンの功績(文:田渕浩久)
ディレクターが見ていた南野陽子と原田知世(文:吉田格)
名イントロを探して(文:田渕浩久)
特別付録
ミュージシャン・クレジット
(シングル/アルバム計207枚の参加ミュージシャン・クレジットを掲載)
あとがき
デザイン:高橋力(m.b.llc)
*本書は電子書籍でも配信しております。
川瀬泰雄+吉田格+梶田昌史+田渕浩久
川瀬泰雄(かわせ・やすお)
1947年生まれ、神奈川県出身。大学を卒業後、東京音楽出版(ホリプロ)に入社。井上陽水、浜田省吾、山口百恵など、約40組の音楽プロデュースを担当。キティ・レコードに移籍後はH2O、岩城滉一など10数組、独立後は、松田聖子、岩崎宏美、裕木奈江などの音楽を制作。現在までに約1,600曲を手がけた。ビートルズ研究家としての顔も併せ持ち、『真実のビートルズ・サウンド』(学習研究社)、『プレイバック 制作ディレクター回想記 音楽「山口百恵」全軌跡』(学研教育出版)の著書もある。現在、音楽プロデュースの他、ビートルズやパブ・ロックなど、複数のバンド活動も行っている。
吉田格(よしだ・ただし)
1953年生まれ、奈良県出身。76年にCBS・ソニーに入社。78年より邦楽ディレクターとなり、SHOGUN、原田知世、To Be Continued、知念里奈らを担当。南野陽子ではオリコン8作連続1位を記録。郷ひろみを「GOLDFINGER'99」で再ブレイクさせた他、2002年からはソニー・ミュージックダイレクトにて山口百恵のトリビュート・アルバムや、太田裕美、大貫妙子、尾崎亜美、五輪真弓らを手がけた。アラフォー・アイドル“Blooming Girls”(南野陽子、森口博子、西村知美)のプロジェクトも彼の手による。現在はSpring Tune Inc.にて作家マネージメントや音楽制作を中心に動き出している。
梶田昌史(かじた・まさし)
1971年生まれ、東京都出身。小学生の時に聴いたYMOをきっかけにスタジオ・ミュージシャンに興味を持ち、ドラマー島村英二との出会いによって、中学生の頃から多くのプレイヤー、アレンジャーと親交を深める。80年代には担当ディレクターなどに自ら電話をかけ、参加ミュージシャンのリサーチ活動やスタジオ訪問、そしてプレイヤー視点での楽曲研究に傾倒する。企業に勤める傍ら2010年にはスタジオ・ミュージシャン、アレンジャーを主体にしたライブ・プロデュースを渋谷JZ Bratにてスタート。現在はストリングス・プレイヤーの知名度向上に向けて支援を行うとともに、アーティスト活動にあたってのコンサルティングなども行っている。