新世代スラッシュを担う存在として10年のデビュー以来、着実に力をつけてきたフィンランドの4人組による22年発表の5thフルがNuclear Blastより限定デジパック仕様でリリース。20年に発表された前作『No Absolution』でわずかながら進化の片鱗を見せていた彼らの衝撃の変貌をとげた作品。初期のスラッシュ・テイストはほとんどなくなり、モダンでグルーヴィーなサウンドになっており、BULLET FOR MY VALENTINEやFIVE FINGER DEATH PUNCHあたりを思わせる楽曲がアルバムの大半を占めるバンド史上最大の意欲作。
