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DIGIPACK
- KALAMATA / IMPORT / CD / 1001586662 / 2011年12月26日
売切 注文不可ブラジル気鋭楽士トリオによる清流のような音色に溢れたインストゥルメンタル・アルバム。クラシカルで美しい洗練のワルツをテーマにした極上サウンド。ビア・ゴエス(vo/flute)、ヒカルド・ヴァルヴェルヂ(vibe/per)、シルヴィア・ゴエス(piano/arr)の3人で構成されたインスト・ユニット"トレス・エン3X4"。「UM RETRATO DA VALSA BRASILEIRA(ブラジル産ワルツの肖像)」と題された本作の素地は、悠久の古典インストゥルメンタル「ヴァルサ」に遡る。オーストリア、ドイツで発祥したワルツ音楽がブラジルに輸入されたのが19世紀初頭。リオ・デ・ジャネイロの社交サロンで踊られていたという。後のブラジル大衆音楽の始祖と言われるショーロ/クラシック音楽家、エルネスト・ナザレー、ヴィラ・ロボス、ピシンギーニャらが現れ、「ヴァルサ」を洗練させる。いうなればブラジル音楽がその誕生以来持ち続けている性質の一部であるヨーロッパ的ソースは、この「ヴァルサ」がルーツにあると言える。 彼らの面白みは、まさにこの「ヴァルサ」ルーツに焦点を当てている点にである。先述のピシンギーニャはじめドリヴァル・カイミ、アントニオ・カルロス・ジョビン、シコ・ブアルキといった後のMPB/BOSSA NOVA世代の偉大なる作曲家達に脈々と根付くヴァルサの美しさを、洗練の極みと言った演奏と、ビア・ゴエスの蕩けるような歌声で演奏していく。いわゆるショーロ的なスピード感とスウィングによるスリリングさではなく、ハーモニとメロディに細心の注意を払いながら空間を構築していくようなアレンジは、まさに19世紀のブラジルのサロン的であり、他方で21世紀の今に求められる音響芸術的な側面も持つ。なるほど、3人でありながら万華鏡のように3点が自在に交わり、変化し、多彩な模様を形成していく様は、アートワークとリンクしてくる。Joana Francesa弦楽器無し、ヴィブラフォン入りという変わって編成で演奏される名曲群から、古のブラジル音楽に思いを寄せるもよし、ただただ美しいメロディを楽しむもよし、ほのかに漂うメランコリアに身を任せるもよし。素直に美しいブラジル・インストゥルメンタル好作品だ。【TRES EM 3×4】Silvia Goes - piano Bia Goes - flute, vocalRicardo Valverde - vibrafone, percussion minorLABEL WEB SITE- 試聴可能
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