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- G.L.E / JPN / CD / GLECD1 / 1001648177 / 2012年03月07日
売切 注文不可takuya名義でのExT Recordingsからのアルバム作品「Via Space」等でも知られるトラックメイカー ・takuyaによる新名義=WILLOWYによる1stアルバムが登場!!HIP HOPの手法を取り入れ制作され、そのスタイルは荒々しく潔い、どこか懐かしく切ない歌を感じさせる。郊外の風景を切り取ったかのような、ソウルフルなビートが詰まったブレイクビーツ集!!TEXT:虹釜太郎 マシンソウルは更新できたのか。MADLIB通過後の架空の70'sロマンティック。ハードコアロマンティックでもなく、郊外といってもBOCのそれではない。日本の郊外だ。鳥も虫もいるし、外来種もたくましく生きている。クラブが爆音居酒屋になってから自分にとってはあの真っ暗な場所がなくなってしまってからのそれらの音の歴史はまったく別の歴史。VJの人には悪いけど音だけを楽しむのに映像なんか全然必要じゃなかった。薬草酒は好きだけど、お酒好きな人には申し訳ないけど、バーカンがあんなに明るかったら音にはまれないじゃん。でも別の歴史なのだから別に何も言いたいことはない。タクヤのトラックがあらゆる年齢層に聴かれているかどうかはわからないけれど、テクノハウス未分化の時代にその音に身をさらし浸し続けた人間にとっては彼の音は現在に至るまで数少ないマシンソウルの継承者 としてここ日本でもとても貴重だ。あとMADLIBが関係者に与えた静かな衝撃をここにも感じる。自分が大切にしている4つの大切なマシンソウルの流れ、そのひとつはアブストラクトなテクノとしてのアムネイジア(ラリー・ハード)のすばらしき古さ、ジャマール・モスからウッドマンに至るとても愛すべきアウトサイダーディープソウルたち(いまだ骨董の良し悪しみたいに音を語りたがる日本人の一部には届かない)、初期NU GROOVEが確立し継承されなかったディスコハウスミューテーション、そしていまやとっくの昔の死語になっているピュアテクノとスズキスキーやタクヤが持つピュアマシンソウルのそれ。その4つめの脆弱さと純粋さに爆音居酒屋ラバーたちは弱さと自意識過剰さと無骨さと親切の無さを感じてそれは長い間抑圧されて きたけれど、それはいつ聴いても夜明けの音楽として地球にある。これらのピュアなマシンソウルは多くの怒りの音たち やあらゆる偽善の音たちを静かに溶かす力を持つがとても弱い存在だ。 このアルバムのタクヤらしい999流壮大さとニードフォースピードとテカリの融合や、日本な峠を感じさせる音の粒。エレクトリックな虫の籠ブレイク。ここに は音圧の激しいドーピングはなく、そしてかつてシリコンの夜明けに震えていたうぶさもなく、しかし失われた郊外の音が静かに時に悪ふざけしながら響く。 タクヤは人間以外の生命の音にもかなり詳しい音楽家でもある(鳥の鳴き声、虫音博士)。彼は静かに工場を頻繁に訪ね、虫と鳥の音を日々ききこみながら日本の「郊外音楽」を更新してきた。それはピュアテクノだったり本作のようなビートであったりする。マシンソウルたちの集団疎開。疎開を避けることはできるのか。過去に聴いた未来ではなく、ここではっきりしてくる未来の音楽を続けて聴いてしまう場所にとどまることへのようやくの決別とやっと日本ではじまる新しい時間。車から和色の煙が香りたつようなトラックたちで日本の朝焼けたちを走ったらとても 心地いいだろうが、これはまだ序章に過ぎない。- 試聴可能
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