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- CLUB LUNATICA / JPN / CD / CL041 / 1008322090 / 2021年07月10日
売切 注文不可すべてまぼろしだったのか。旅の途上で、生活の途上で、立ち現れた風景たち。それらのひとつひとつを音としてひろいあげ、丁寧に丁寧に紡がれた音楽。雨宮弘哲トリオ「まぼろしがすむ」雨宮弘哲トリオ、ファーストアルバム『まぼろしがすむ』遂に完成。2003年、MIDIcreativeからのデビュー以来、シンガーソングライターとして弛みない活動を続けてきた雨宮弘哲。中川五郎、スーマー、平安隆を始め、数多くのミュージシャンから絶対的信頼を置かれるサックス、ティンホイッスル広瀬波子。のろしレコード、シカラムータ、曽我部恵一&真黒毛ぼっくす、最近ではサントリーCM折坂悠太などジャンルを問わず活躍するコントラバス宮坂洋生。この三人からなる雨宮弘哲トリオが満を持して初作品をリリースする。オールドスクールなフォークの系譜を感じさせる雨宮の楽曲は悲喜交々と日常が歌われたものが多いが、今作では三者三様のルーツと才能が交錯し、躍動感と抒情性を秘めた静謐で瑞々しいアンサンブルとして響く。織り交ぜられたアイリッシュトラッドは、独自の解釈とスタンスでアルバム全体に絶妙なハーモニーを醸し出している。本作はコロナ禍の真っ只中に"生配信レコーディングライブ"と題して東京・大久保ひかりのうまにて制作され、これまでのオリジナル曲や新曲、アイリッシュトラッドを披露し、本番中にダビングを挟みながら進行するという異例のライブ収録となった。エンジニアに夏秋文尚氏(ムーンライダーズ)を迎え、スケール感のあるサウンドに仕上がっている。【コメント】古き良きものとは、置かれたままでは朽ち果てる。歌と音楽も同じで、人々の心や声と共にあって生き続けることが出来る。『古き良き』を『今と明日』にしてこそ『希望』が生まれる。雨宮君の歌と優しく寄り添う音色を聴いていると、新しい希望を感じる。- スーマー(弾き語り)去年2020年の春から歌い手たちが思うように歌えない状況になって、それは一年二ヶ月後の今も続いている。歌う場を奪われた歌い手は、どこか行き場をなくした鳥のようだ。だからと言ってへこんでばかりではいない。それならこもって自分たちの歌を研ぎ澄ませ、深めようといろんな試みに取り組む。雨宮弘哲トリオは自分たちの大好きなライブハウスで「生配信レコーディングライブ」を行なった。完成した作品を聞くと、思うように歌の旅ができなくなった分だけ、メンバーそれぞれの歌への思いが強くなっていることに気づかされる。そしていつものように行けなくなってしまった山や海や空、そこに吹く風や出る星、そこにいる自分自身のことが、より鮮やかにカラフルに歌われている。今の時代、「思うように歌えない」という「まぼろし」が住む、とんでもないことになった。しかし詩(歌、声、音、言葉、メロディ、リズム)が、ぼくら歌い手(ミュージシャン)の生き方の中心にあり、その毎日の中に「詩がすむ(住む、澄む)」かぎり、「思うように歌えない」という「まぼろし」は「霞む」。雨宮弘哲トリオの新しいアルバム『まぼろしがすむ』は、歌の力と喜び、音楽の熱と美しさに溢れている。- 中川五郎公開レコーディングと言うのは普段のライヴとは比べ物にならない物凄い緊張感が伴うのですが、大地の様にどっしり支える宮坂君山の様にやさしく見守る波子さんその間を自由に飛びまわる雨宮君は見事にやり遂げました。まぼろし、で終わらない様、ミックスで磨きをかけ素晴らしいCDが出来ました。しかしダビング中のあの雰囲気手に汗握った、、、、。- 夏秋文尚(ムーンライダーズ/本作の録音・ミックスを担当)いくつかのカバー曲はずっと昔からあるメロディの筈なのにまるで今彼らによって生み出されたようなリアリティがあり、オリジナル曲は紛れもなく雨宮君の言葉で歌われる現在の音楽なのにずっと昔から僕らが知っていたメロディのような気持になる。これが音楽を奏でる、歌を歌う、ということなのだろう。この嫉妬と羨望を覚えざるをえない美しい音盤を生み出した男が友人であることをとても誇らしく思います。- 山崎怠雅「まぼろしがすむ」を聴きながら葡萄の粒を数えながら食べる。愛する人を遠ざけたら罰が当たるんじゃないかと。なんにも手にせず故郷に帰ったら風に笑われるんじゃないかと。人生はいつ終わる?君はいついなくなるんだろう?ここにない不安を集めて嘆いている。そう唄う雨宮弘哲さんはちょっと頼りない、でもきっと頑固者でもあるだろう。夜中にワサビの効いたアボカド丼作ってくれる人の隣で笑っていたい、そして君と夜明けに地図を拡げ、羽ばたく鳥に焦がれ、想いを歌にして歌の星になる雨宮さんは少しずつ頬がばら色に温まっていくようです。風止まぬ荒れ野、波しぶき打ちつける断崖絶壁、そして虹と妖精棲むアイルランドの旧い旋律を奏でる雨宮さんは絵本の中の王子の凛々しさで進んでいきます。頼りがいのある波子さんと宮坂さんのお伴とともに。 雨宮さん、私も一人でいると、葡萄を数えながら食べてしまいます。 - よしだよしこ すべてまぼろしだったのか。旅の途上で、生活の途上で、立ち現れた風景たちが、心の中にはらりはらりと重ねられていく。それらをひとつひとつの音としてひろいあげ、丁寧に丁寧に紡がれた音楽。雨宮弘哲トリオ「まぼろしがすむ」。- 谷口マルタ正明(Club Lunatica)【メンバーコメント】2020年。コロナ禍となりライブを自粛する日々が始まり、何ができるか考え、こんな時だからこそと以前から制作したかった雨宮弘哲トリオのレコーディングに踏み切りました。と言っても自分のレーベルには予算は全くなく、半年前に出したばかりのアルバムは大量の在庫を抱えたまま足踏み状態。新作の制作には躊躇もありました。そんなとき今回のレーベルから声がかかっていたことを思い出し、アルバム制作協力を打診しました。低予算でいいものを作るには僕らの場合、ライブ録音しかないという確信があり、2020年10月16日、大久保ひかりのうまにて「生配信レコーディングライブ」を決行することになりました。ライブでありながらダビングを何度もし、生配信までした無茶振り極まりないこのプロジェクトが、後にエンジニア夏秋文尚さんの手により丁寧にミキシングされ、何度もやり取りしながら更に磨かれていき、ジャケットのイラストが決まった頃には本当にやってよかったと心から思えました。MCや拍手はすべてカットさせてもらい、スタジオ盤のような感覚で聴いてもらいたいと思っていました。換気のため扉を開け放ってのライブ、最後の最後に外から「ウーバーイーツでーす」って声が混じって入ってますが、それもこの時代、この場所で録ったことのささやかな証かなとその声を生かすことにしました。アイリッシュトラッドや新曲も含めた全15曲。最初から最後まで全曲3人で演奏しているので、どこを聴いてもコントラバスの宮坂くんとティンホイッスルの波子さんと3人で演奏してる絵が浮かんできます。アルバムは『まぼろしがすむ』と名付けました。ファンタスティックでありリアルなひとときの音の姿。コロナ禍だからこそ生まれた作品だと思います。楽しんでいただけたら何よりです。- 雨宮弘哲(ギター、ボーカル)ずっと大切にしていたメロディーが、落ち込んだ帰り道に何度も聴きながら口ずさんだ優しい歌がひとつの形になりました。まるで旅する仲間のような気持ちで合奏しました。ひとりでは決して見る事の出来ない風景や心がありました、皆で同じ夕焼けをみたような、懐かしいような新しいような。合奏は生きていくことと似ているなと思いました。たった一人の私達が集まり音楽になる事の喜び。平坦ではない今と言う道すがら『まぼろしがすむ』がひとりでも多くのあなたのもとへ届きますように。- 広瀬波子(ティンホイッスル、サックス)ライブをして、それを録音しているというのはよく聞く話だし、僕もそういったライブ盤は好きです。失敗も奇跡も、その時にしか無い演奏が録音されているというのは、音楽に翼が生えて飛んで行く瞬間に立ち会っているかのような感動があります。今回の雨宮さんの録音は、そういう何が起きるか分からないライブと、音楽を作る録音とが合わさった公開レコーディング。そこで何が起こったのか、是非お楽しみに聞いて楽しんでいただけたらと思います。- 宮坂洋生(コントラバス)¥2,000 (税込)ご注文できません
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