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戦後日本の言論とサブカルチャーの形成過程
- 青弓社 / JPN / BOOK / 4787235381 / 1008861944 / 2024年07月09日
売切 注文不可1969年に評論家・中村とうようたちが創刊した音楽批評誌「ニューミュージック・マガジン」は、「ロッキング・オン」などとともに戦後のポピュラー音楽やサブカルチャーをめぐる議論を牽引した。そのなかで〈他者〉、とりわけアメリカはどのような存在だったのか。戦後の音楽産業、音楽雑誌や出版をめぐる事情などの基礎知識を押さえたうえで、「ニューミュージック・マガジン」の編集者を務めた北中正和へのインタビューや日本語ロック論争から、当時のポピュラー音楽と社会状況との関わりを明らかにする。加えて、吉本隆明たちが立ち上げた「試行」が日本の文化状況に与えたインパクトや、サブカルチャーへの影響などについても検証する。1970年前後のオルタナティブなリトルマガジンで展開されたポピュラー音楽批評から、音楽が情況や運動とどう対峙したのかを描き、それをとおして戦後日本が抱える内なる他者や〈アメリカ〉の変容をあぶり出す。[目次]序 章 〈他者〉の到来第1章 「音楽誌史」概観第2章 「ニューミュージック・マガジン」の一九六九年――七〇年前後のメディア環境第3章 雑誌メディアの〈情況〉と〈運動〉、〈他者性〉をめぐる問題――「ニューミュージック・マガジン」一九七〇―七四年第4章 〈情況〉とサブカルチャー――雑誌「試行」をめぐる文化論的考察第5章 雑誌と〈敗北〉――「試行」と「ニューミュージック・マガジン」、サブカルチャーのなかのアイロニー第6章 成長と運動の時代における〈他者〉の変容――オルタナティブなメディアはなぜ一九七〇年前後に生起したか第7章 出版研究における〈場〉の理論導入の可能性――ブルデュー『芸術の規則』を手がかりに第8章 雑誌のなかの〈基地〉表象――一九七〇年前後のメディア情況からの考察終 章 政治の季節と音楽雑誌補 論 北中正和氏インタビュー:音楽と批評――戦後日本のポピュラー音楽環境と「ニューミュージック・マガジン」をめぐって参考文献あとがき索引著者プロフィル山崎 隆広(ヤマザキ タカヒロ)1969年、群馬県生まれ。群馬県立女子大学文学部教授。専攻はメディア論。共著に『雑誌メディアの文化史――変貌する戦後パラダイム[増補版]』(森話社)、論文に「デジタル時代の読書についての史的、意味論的観点からの考察」(「出版研究」第51号)、「〈情況〉とサブカルチャー――雑誌『試行』をめぐる文化論的考察」(「群馬県立女子大学紀要」第38号)、監訳書に『オックスフォード出版の事典』(丸善出版)、共訳書に『デジタル・スタディーズ 第2巻 メディア表象』(東京大学出版会)など。上記内容は本書刊行時のものです。¥3,960 (税込)ご注文できません
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