ポルトガルに生まれ、オランダを第二の故郷として育ち、グラミー賞とラテン・グラミー賞にノミネートされたヴォーカリスト兼作曲家、マリア・メンデスのフォース・アルバム。 ダウンビート誌で「最高級のジャズ・シンガー(a jazz singer of the highest order)」と称賛されたメンデスは、3枚目のソロ・アルバム『Close To Me』(Justin Time)では、グラミー賞受賞者のジョン・ビーズリーとオランダの名門メトロポール・オーケストラと共演し、ジャズとファドを融合させた作品で、2020年エジソン賞(「オランダのグラミー賞」とも呼ばれる、オランダでもっとも重要な音楽賞)のベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバムに選ばれました。 フォース・アルバムとなる今作『Saudade, Colour of Love』では、その流れを継ぎ、再びジョン・ビーズリー&メトロポール・オーケストラと共演。今度はアムステルダムのMuziekgebouw aan ‘t IJ(アイ湾音楽堂)でのライヴで、ジャズとポルトガルの伝統歌唱「ファド」の素敵な出会いを演出。ライヴ音楽ならではのかけがえのないパフォーマンス、刺激的で貴重な表現を、このコンサートのために初演・録音された新作と新オーケストレーション作品で披露します。 ※録音:2022年5月11日-12日、Muziekgebouw aan ‘t IJ(アムステルダム/ライヴ)
