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ヴィクトー・ベンディクス(1851-1926):
【収録内容】
1-4. 交響曲第1番 ハ長調「Ascension 昇天」 Op. 16(1877-78)
1. I. Ouverture. Adagio ma non troppo. Allegro moderato
2. II. Notturno. Allegro vivace
3. III. Marcia solenne. Andante sostenuto
4. IV. Finale. Allegro animato
5-7. 交響曲第3番 イ短調 Op. 25(1891-92)
5. I. Fantasie
6. II. Scherzo appassionato. Molto vivace. (Bunte Bilder)
7. III. Elegie. Lento, ma non troppo.
【演奏者】
マルメ交響楽団
ヨアキム・グスタフソン(指揮)
録音:2022年6月7-10日マルメ・ライヴ・コンサートホール(デンマーク)
総収録時間:69分
ベンディクスはコペンハーゲンに生まれニルス・ゲーゼとJ.P.E.ハルトマンに師事した後、リストとワーグナーの「新しい音楽」に傾倒し、ワイマールでリストに師事。《ローエングリン》と《ニュルンベルクのマイスタージンガー》のデンマーク初演に携わり、1872年にはバイロイトでワーグナーが指揮する「第九」の演奏会に出席しました。彼が遺した4曲の交響曲から、このアルバムには第1番と第3番を収録。彼の初の管弦楽作品である第1番は山頂の神殿に向う過程での登山者の内面の変容、人智を超えた高次元の存在への覚醒をテーマにした交響詩的な作品で、構想、形式、作曲技法のあらゆる面でデンマーク作曲界にブレークスルーをもたらし、ランゴーの交響曲第1番にも影響を与えたと言われています。第3番には表題はありませんが、幻想曲と題された第1楽章、ドイツ語で「Bunte Bilder=多彩な絵」と名付けられた第2楽章、作品の核心とも言えるメランコリックな第3楽章からは、諦観にも通じる内省的な思考が感じられます。スウィトナー、セーゲルスタムらに学んだスウェーデンの指揮者ヨアキム・グスタフソンとマルメ交響楽団が起伏に富んだ演奏を聴かせ、作品の魅力を引き出しています。
(ナクソス・ジャパン)
JOACHIM GUSTAFSSON / ヨアキム・グスタフソン