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85年毒ディスコ名盤セルフ・リリース8THがアナログ・リイシュー!
アート・スクールの学生だったNIGEL AYERSとCAROLINE Kを中心に70年代後半の英ダービーシャーで結成。最初期の硬派で過激でネガティヴな純粋インダストリアル・ノイズから徐々にアンビエント/ドローンにも接近し、後期には緊張感を湛えたアコースティック・エレクトロなダンス・ミュージックも生み出し異彩を放ったストイックなサウンド・アート・ユニットNOCTURNAL EMISSIONS。
85年に自身のSTERILE RECORDSからリリースされ、バンド史上最も成功した作品となった一枚。不道徳なマテリアルのカットアップ・コラージュが軋んだ電子ノイズと融合し「より悲惨で悲壮なSPK」と評されたそれまでの作風に比べ、より一般的なソングライティングを志向しながらディスコ・サウンドへと接近、NE流エレクトロニック・ポップ・ミュージックを体現したターニング・ポイント的傑作です。
シンセ・ベースのミッド・テンポなシーケンスと浮遊感あるシンセ・パッドによるクラシック"NEVER GIVE UP"や、12インチ・カットにふさわしい"NO SACRIFICE"をはじめ、人を小馬鹿にしたような垂れ流しのテクノ・ポップが続く白痴具合に従来のファンも思わず苦笑。とはいえNEらしいコラージュの挿入やコンクレートの反復など、その真摯で硬派なサウンド・アートへの姿勢をあえて能天気なフォーマットへと自ら変換したような戦略的変化は、ある種脅迫に近い凄みを持っています。
ゲートフォールド・スリーヴ装。
NOCTURNAL EMISSIONS / ノクターナル・エミッションズ