3,080円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
Kelela / Take Me Apart、Vulfpeck / Mr. Finish Line、Joey Dosik / Inside Voice、Benny Sings / City Melody といったMOCKY絡みの話題作のリリースが続く中、真打の新作がいよいよ登場!カナダ出身の天才SSW/マルチプレイヤー、MOCKYがオリジナル・アルバムとしては2015年リリースの『KEY CHANGE』に続く6枚目のアルバム『A DAY AT UNITED』をリリース!
「メロディを書き留めた紙片だけをもって、コルトレーン、ビル・エヴァンスらと共にスタジオに入りその場でアルバムを作ったという、マイルスのアルバム"Kind Of Blue" 制作時の逸話が好きなんだ。」
かつてフランク・シナトラやレイ・チャールズが録音したハリウッドにある伝説的なインディペンデント・スタジオでアルバム・タイトルが示すとおり、僅か一日で録音された一枚のアルバム。
「これまでのアルバムとはまったく異なるものを作れたらと思っていたんだ。すべての楽器を自分で弾くのではなくて、ただドラムを叩くこと。集まってくれたミュージシャンたちのアイディアを通したものにすること。」
「マルチトラックで録音して、エディットするとより考え抜かれ、精製されたコンセプチュアルなものになる。ある日起き上がって、その一日が終わる頃には一枚のアルバムができあがっていた。そんなのばかげたアイディアのようだけどね。」
LA移住後に自らホストとなり、不定期ながら続けているライヴ・イヴェント「ACE JAM hosted by MOCKY」。会場はLAのダウンタウンにあるACE HOTELの最上階。元々は劇場を兼ね備えた映画の撮影スタジオとして1927年に建造された建物をリノベーションし2014年にホテルとして再オープンした場所。
このアルバムの参加ミュージシャンたちの多くはACE JAMという場を通じ、共に音を出す仲間となった人たちばかり。LAにいるミュージシャンたちに電話をかけ参加できるミュージシャンが決まってから彼らの個性を念頭に置き、曲のスケッチを始めたのだと言う。
近年のMOCKY作品には欠かせない、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ジョーイ・ドォシク(ここでは鍵盤ではなく管楽器担当!)、ニア・アンドリューズ に加え、鍵盤奏者、デロン・ジョンソン(マイルス・デイヴィスの "Doo Bop")、管楽器奏者、ランダル・フィッシャー(Kadhja Bonet、デクスター・ストーリー ほか)ベイシスト、ブランドン・ユージン・オーウェンズ(ケンドリック・ラマー、ロバート・グラスパー、ギャビー・ヘルナンデス、テラス・マーティン、ミア・ドイ・トッドほか)日本では数々の作品を通じてお馴染みであろう、マーク・ド・クライブ・ロウ などLAをべースに立派なキャリアを築いているミュージシャンたちが初参加していることも大きな特徴。
どこか2009年の4th アルバム「SASKAMODIE」を思い起こさせるこの新作。パリで録音されたあのアルバムに流れる時間が夜だとすればこの新作はLAの午後の陽光に微睡む時間のような。今もFRESHな1971年のスティーヴ・キューン、1973年のクインシー・ジョーンズ、1976年のRoy Ayers Ubiquity、70年代中頃のMizell Brthersの傑作群を聴く時間のような音の快楽に溺れること請け合い。やけに艶やか。
Featuring
MOCKY / モッキー