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ジョン・コルトレーンに強い影響を受けたブラジルのサキソフォニスト、ヴィクトル(ヴィトル)・アシス・ブラジル(1945-1981)がFORMA系列のカルト・レーベル"QUARTIN"に残したアントニオ・カルロス・ジョビン集と同じセッションでレコーディングしたという名作『Esperanto』がLP復刻! ボーナストラック収録+オリジナル・マスターテープからのリマスター+180gram重量盤プレッシング。
FORMA、QUARTINという伝説的なレーベルにおいて数少ないながらにも歴史に残る作品を残したプロデューサー、ホベルト・クアルチンが本作もプロデュースを担当。QUARTINレーベルからリリースされたジョビン曲集『Toca Antonio Carlos Jobim』と同じセッションでレコーディングされたのだとか。結果的に本録音はTAPECARレーベルからリリースされたものの、そういった経緯から本作もクアルチン・ワークのひとつとして知られている。
ブラジルにおける最初のバークレー世代であり、ディジー・ガレスピーやチック・コリア、ロン・カーターといった面々との共演を経て帰国。生来ともいえる圧倒的なリード奏者としての表現力に加え、北米のジャズを中心とする当時の音楽的潮流をブラジル持ち込んだヴィトル。楽曲も迸るようなセッションを聴かせるジミー・ヒース作曲の"Ginger Bread Boy"をのぞけば全曲オリジナルとコンポーザーとしての側面も楽しめるのが本作の特徴だ。メランコリックでリリカルな"Marilia"、崩壊しそうなまでに熱い"Quarenta Graus A Sombra"、スピリチュアルなソロが印象的なラスト"Ao Amigo Quartin"に加え、本作では未発表音源となる"Children"を特別に収録。まさに北米×ブラジル、その最先端を走っていたにもかかわらず惜しくも夭逝した稀代の音楽家であるヴィトルの頂点とも言える演奏をたっぷりと堪能できる一枚である。
Victor Assis Brasil (alt, soprano sax), Dom Salvador (piano), Edison Machado (drums), Helio Delmiro (guitar), Edson Lobo (Bass)
CDはこちら。『Toca Antonio Carlos Jobim』との2in1仕様です。
VITOR ASSIS BRASIL / ヴィトル・アシス・ブラジル