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“simpatia&indige” edit by cats
(2曲収録)
ジャパニーズ•ジャズフュージョンの最高傑作にして最難関と言える1987年にリリースされた難波弘之、川村栄二、今泉敏郎によるユニットATLASのサードアルバム”BREEZE”が遂にストレートリイシューされる。
80年代を代表するキーボーディストと言える難波弘之はジャパニーズ•コズミック•クラシック”WHO DONE IT?”、”TROPICAL EXPOSITION”等で熱心なディガーから高い人気を誇り、ミュージシャンとしてはプログレバンド”SENSE OF WONDER”を結成し、山下達郎バンドの一員として活躍した名アーティスト。
川村栄二はアレンジャーとして微妙に名前の漢字を使い分け小泉今日子や徳永秀明等のメジャーな作品を手掛ける知る人は知る存在であり、今泉敏郎はATLASでの活動を中心にスタジオミュージシャンとして活動。
波の音で始まるバレアリックムード満点なメランコリックフュージョン”MEDITERRANEAN BREEZE”でアルバムは幕を開け、本アルバムのハイライトと言ってよい多幸感溢れるバレアリックトラック”SIMPATIA”は東京からイビザへのアンサーと言っても過言では無い、オブスキュアな邦楽の最高峰の一つと言える楽曲。
軽やかなピアノが心地よいフュージョンサンバ”AFTER BRUNCH WITH YOU”、ホルガーチューカイを連想させるコズミックなエレクトリックフュージョン”SUMMER BREEZE”はこのままINTERNATIONAL FEELからリリースされても不思議では無い時代に早すぎた名曲、夏の終わりを思わせるブリージンでメローなダウンテンポ”NEVER COME INTO YOUR EYES”、本作においてのもう一つのハイライトと言える”INDIGE”はTODD TER-JE?と耳を疑ってしまうエレクトリックフュージョンディスコで、他に類を見ない完成度が高い国産のダンストラックと言えるだろう。
今泉敏郎による流麗なピアノが心地よいECMの諸作品に通ずる”BREEZE FOR SIESTA”、難波弘之らしいプログレ感とフュージョンがうまくマッチしたシンプルながらも聞き入ってしまう佳曲”LOVE BEACH”、これぞ日本人の琴線に触れる曲と言えるだろうメランコリックでドラマチックなエンディングトラック”MADRIGL”で幕を降ろす珠玉の10曲。
ATLAS / アトラス