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後にピチカート・ファイブに加入する野宮真貴と、鈴木智文(8 1/2)、中原信雄(戸川純とヤプーズ)によるポータブル・ロック。
メジャー・デビュー以前の'83年に録音された爽やかで瑞々しいデモ音源を、サエキけんぞう氏の監修でアルバム化した『ビギニングス』('90)が初アナログ化。
当時FILMSに在籍した中原信雄と鈴木智文が、ソロ・デビューしていた野宮真貴と結成したポータブル・ロック。
今作は彼らがレコード・デビュー以前の1983年に、鈴木慶一(ムーンライダーズ)宅にある湾岸スタジオにて鈴木博文監修のもと録音されたデモ音源で、
トニマンことTony Mansfieldに影響を受けたニューウェーブと、ネオアコ的トラッド・フォークのアプローチを融合。
現代のベッドルームポップと相通じる宅録シンセ・ポップ・サウンドで、後にリリースされたファースト・アルバム『QT』発表時には失われていた、
未成熟でオブスキュアな魅力を湛えるエヴァーグリーンな名作です。
鈴木慶一と鈴木さえこ、宮田繁男(ex.オリジナル・ラブ)がゲスト参加しており、当時の¥ENレーベル周辺のカタログとしても重要な1枚。
高橋修(FOX)がイラストを手掛けたジャケット・アートワークも素晴らしいです。
近年はUKのプロデューサーBullionのブログで紹介されるなど、コアな海外ディガーたちからも再発見されており、和レアリックの文脈からも見逃せないアナログ化となります。
PORTABLE ROCK / ポータブル・ロック