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これがウィルコ流カントリー・ミュージック。
ジャンルに縛られず、実験的な試みを重ねながら、豊かな創造性を磨いてきた現代アメリカン・ミュージック・シーンにおける最重要バンドの通算12作目のスタジオ・アルバムは、残酷であり美しい国でもある自分の国(カントリー)を歌ったライヴ感溢れる『CRUEL COUNTRY』。配信先行で発表されていた作品が遂に待望のCD発売決定!
■ジャンルに縛られず、実験的な試みを重ねながら、豊かな創造性を磨いてきた現代アメリカン・ミュージック・シーンにおける最重要バンド、ウィルコ。30年近くにわたり素晴らしい作品を発表し続け、魂を揺さぶるライヴ・パフォーマンスでファンを魅了し続ける彼らにとって通算12作目となるスタジオ・アルバムが『CRUEL COUNTRY』だ。タイトルに表されている通り、2枚組からなる本作は”カントリー“がインスピレーションとなった作品である。元々は今年の5月デジタル配信のみでリリースされ、6月のレコードストア・デイ限定で”先行発売CD“が発売されていた作品だが、待望のCDとアナログで発売となる。既にアルバムからはリード・シングルとなる「FALLING APART (RIGHT NOW)」や「TIRED OF TAKING IT OUT ON YOU」が全米ラジオを中心に人気を集めている。
■ウィルコのシカゴにあるスタジオTHE LOFTでレコーディングされた本作について、バンドリーダーであるジェフ・トゥイーディーは、これまでもポッドキャストやインタビューなどでしばしば語っているが、そのコンセプトは次のようなものである。
「私たちがやってきたものには全てカントリーの要素が入っている。カントリー・ミュージックを作っていると認めることに特に抵抗が無かったわけじゃない。でも周り回って、その様式のなかに自分たちを解き放つことに爽快感を得ていることに気付き、自分たちの作っている音楽がカントリーであることを受け入れることができるようになった」
■『CRUEL COUNTRY』は殆どがライヴ・テイクで制作されており、ほんの少しのオーバーダブが加えられているのみであるという。メンバー全員がスタジオに集い、それぞれがパート毎にスクリーン等で仕切られることなく、同じ空間の中で演奏しながらレコーディングが進められた。これはウィルコにとってここ数年行うことが無かった、制作過程だったという。そしてアルバム全体を通して流れている緩やかなコンセプトがアメリカの歴史である。つまりアルバムの聴き進めるにつれ、アメリカの肖像がほぼ正確な年代順に浮かび上がってくるのだ。そしてこのアルバムは、問題から目を背けることなく、我々が実際今とても困難な時代に生きていることを否定することもない。
「他のどのジャンルよりもカントリー・ミュージックは、アメリカの中流階級出身の白人の子供である私にとって、つねに私の心を最も悩ますもの、つまり、""憂鬱 ""を表現する理想的な場所だった――つまりは、ここ最近私の心を最も悩ませている、自分の生まれた国であるこのアメリカについてもね」トゥイーディーはそう語りさらに続ける。「カントリーミュージックは、真実という低いところにある果実を真正面から狙うようにできている。もし誰かがそれを歌うことができ、それが声になるなら......そうすれば、それを見ないようにするのはとても難しくなる。見ているんだ。私たちはそれを見ている。残酷な国であり、美しい国でもある。それを愛するか、去るか。あるいは、もしあなたが愛せないのなら、もう去っているのかもしれないんだ」
■残酷であり美しい国でもある自分の国(カントリー)を歌った、一筋縄ではいかないウィルコならではの世界観による”カントリー・ミュージック“が21曲収められた『CRUEL COUNTRY』、ファン待望のCDとアナログ・リリースが遂に実現となる。
WILCO / ウィルコ
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