ARNALDO ANTUNES & VITOR ARAUJO アルナルド・アントゥネス & ヴィトール・アラウージョ
繊細なピアノの音色が感動を誘う2021年の名作がLPで登場!!
ARNALDO ANTUNES & VITOR ARAUJO アルナルド・アントゥネス & ヴィトール・アラウージョ
繊細なピアノの音色が感動を誘う2021年の名作がLPで登場!!
10,890円(税込)
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アルナルド・アントゥネスによる感動的な傑作がレコードで登場!!
かつてブラジルの伝説的ロックバンドであるチタンスに所属し、マリーザ・モンチ、カルリーニョス・ブラウンとのトリオ、トリバリスタスにも参加するなど、多彩に活躍してきたアーティスト、アルナルド・アントゥネス。彼の新作は、ブラジル北東部ペルナンブーコ州出身の作編曲家/ピアニストであるヴィトール・アラウージョとの共作アルバムだ(ヴィトールがアルバムのすべてのアレンジを担当している)。本作『Lágrimas no Mar(涙の海)』は、アルナルド・アントゥネスが過去2枚のアルバムを録音した場所と同じ、サンパウロ州内陸部ピラカイアの農場にあるCanto da Corujaスタジオで録音された。ジャンルも世代も異なるアーティストたちとの交流を常に熱望していたアルナルドにとって、ヴィトールは単なる音楽的パートナーではなく、私的な悩みを分かち合える存在であった。
本作には、「Enquanto passa outro verão」、「Umbigo」、「A não ser」、そして本作のタイトルにもなっているバラード「Lágrimas no mar」が新曲として収録されている。アルバムのリリースに先駆けて発売された最初のシングルは、サンパウロ前衛派の風雲児イタマール・アスンサォンの 「Fim de festa 」だが、この曲は元々は彼とナナ・ヴァスコンセロスが二人でレコーディングしたものだったそうだ。他にもカエターノ・ヴェローゾの 「Como 2 e 2」、アルナルド・アントゥネスとエラズモ・カルロスの共作による 「Manhãs de love 」の再解釈のほか、アルナルド自身のレパートリーから2曲(アルバム『Ninguém』(1995年)収録の 「Fora de si 」とアルバム『Iê Iê Iê』(2009年)収録の 「Longe 」)が再録されている。
本作では、アルナルドの独り言つような老成したヴォーカルと、ヴィトールによる繊細なタッチのピアノの音色が、互いの現在地を確かめ合うように絡み合っている。その化学反応によって現出する、モノクロームでありながらも雄弁な詩的宇宙を前に、涙を零さずにはいられない。感動的な傑作である。
※ブラジルからの輸入盤のため、輸送の途中で発生する角折れやスレなど軽微なジャケット・ダメージが見られる場合がございます。あらかじめご了承ください。
ARNALDO ANTUNES & VITOR ARAUJO / アルナルド・アントゥネス & ヴィトール・アラウージョ