2,189円(税込)
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インストの注目好作。リーダーの若手ガイタ(ハーモニカ)奏者ガブリエル・グロッシはインスト/ショーロ系のセッションに多く参加する逸材。、初のソロ名義作は趣向を凝らした逸品。タイトルのセー・ケチの名曲をはじめ、Cai Dentro(Baden Powell), Folhas Secas(Nelson Cavaquinho), と珠玉の旋律をカバーする他、自作オリジナルのクオリティも素晴らしい。ギターの達人マルコ・ペレイラとのデュオ、先述の枯葉のサンバでは、ガイタの先達マウリシオ・エイニョルンとのデュオと、シンプルなアンサンブルでも実力を発揮。硬派な中にも温かみを偲ばせる一枚だ。
■ブラジル・インストゥルメンタル・ミュージック・ディスクガイド掲載品■
2001 年に収録されたZelia Duncan のライブDVD『Eu Me Transformo em Outras』の伴奏陣の超絶技巧振りにぶっ飛んだ人も多いだろうが、中でも一際目立っていたのがこのガイタ(ハーモニカ)奏者のGabriel Grossi だ。ブラジリア出身、 Maurício Einhorn に憧れ独学でハーモニカ奏法を習得した。 2001 年にリオに移住、Zeliaを筆頭に、Beth Carvalho、Ivan Lins、Chico Buarque、Wilson das Neves、Dominguinhos、 Leila Pinheiro、Djavan、Lenine、Milton Nascimento といった超一流と共演。2005 年、Marco Pereiraとのデュオで『Afinidade』を録音。同年録音したのが初ソロ名義となる本作だ。Baden Powell やHermeto Pascoal の難曲をいとも容易く吹く様はプレイヤーの間で騒然となり、ブラジルのハーモニカ界で一気にトップに躍り出た。
(ディスクガイド・レビューより)
GABRIEL GROSSI / ガブリエル・グロッシ