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中学の時ブラスバンドでトロンボーンを吹いていたことがある。一緒に吹いていた友達の才木君は高校、大学とその後の人生においてもトロンボーンを放さなかったが、ボクは高校進学と同時にトロンボーンを放した。以来30年間吹いたことはない。数年前ミュンヘンで赤いトロンボーンを所有していた人がいて、マネごとをしたことあったけど。当時はモチロンジャズの聴き始めであるから、カーティス・フラーの『ブルースエット』なんか真剣に聴いていたわけで。79年に発売された向井滋春の『ヒップ・クルーザー』がお気に入りで「ニムオロ・ネイナ」という曲が好きだった。もうどんな曲だったかも覚えてないけど、曲名は何故か忘れないでいる。その後は、『DESTINATION OUT』のグラチャン・モンカー3世、『EZZ-THETICS』のDAVE BAKERなどのハード系が好きになり、またBENNY GREENやURBIE GREENの一連のほんわかしたボントロに何とも云いがたい魅力を感じていた。結局のところボクはトロンボーン系のジャズが好きなんだなぁと思う。もうかれこれ6時間ほど鑑賞続けているのが今日のCDだ。あっちも、こっちも色々できる達者な人。音色がいいねぇ。緩急兼ね備えたトロンボーンの魅力が出てていい。「GIANT STEPS」以外はオリジナル曲だ。ピアノで参加のERIC REEDとERIC LEWISのソロ演奏にも注目したい。
DANNY KURKHUM(tb), ERIC REED(p:M4,6,7,8), ERIC LEWIS(p:M1,2,3,5,9), JEREMY PELT(tp), JULISUS TOLENTINO(as), VICENTE ARCHER(b), KENDRICK SCOTT(Ds)
山本隆
DANNY KIRKHUM