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■ブラジル・インストゥルメンタル・ミュージック・ディスクガイド掲載品■
1943 年生まれのカリオカ。1965 年頃よりクラブで弾き始め、1967 年にLafayete のグループに加入。徐々にソウル/ファンク系との共演が増え、Dom Salvador のAbolição やErlon Chaves のBanda Veneno に加入した。Emílio Santiago や Chico Buarque、Ney Matogrosso、 Alcione、Ivan Lins 等の伴奏を務め、Roberto Carlosとは 8 年間を共にしている。1992 年にKaballahというユニットで1 枚出しているが、ソロ名義では本作が初作品。収録曲の大半が自身のペンによるオリジナルで、録音にはMauro Senise、Cristovão Bastos、Téo Limaといった一流どころが顔を揃えた。近年はシンガーのFernanda Cunhaとの活動が多く、2008 年発表の彼女とのデュオ作『Zingalo』はボサノヴァ好きなら聴いておきたい隠れ名盤だ。
(ディスクガイド・レビューより)
ZE CARLOS