ハードコア・テクノ・ガイドブック第二弾 / インダストリアル・ハードコアについて、90年代初頭のハードコア・テクノから遡り、そのルーツに迫る
ハードコア・テクノ・ガイドブック第二弾 / インダストリアル・ハードコアについて、90年代初頭のハードコア・テクノから遡り、そのルーツに迫る
2,970円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ディストーション・無機質な機械音、技術力とセンスが必要とされ、進化し続ける。前巻は序章に過ぎなかった…。 デス/ブラック・メタルを飲み込んだスピードコアやフラッシュコアといった超高速で展開する攻撃的なハードコア・テクノのサブジャンルにフォーカスした「エクストリーム・ハードコア・テクノ」、ハードコア・テクノの原点である実験精神に重きを置き挑戦を恐れずに固定化しない自身のスタイルを追い求めた「エクスペリメンタル・ハードコア」のチャプターも収録。 さらに、今回の番外編には関係者達がそのリアルな体験を語った「ハードコア・テクノ/Rave ミュージックとドラッグ」と、国内のハードコア・シーンの発展に注目した「日本ハードコア史」もあり、『ハードコア・テクノ・ガイドブック オールドスクール編』よりも更に深いところに切り込んでいます。
ハードコア・テクノのサブジャンルとしてニッチながらも世界中に多くのファンが存在する「インダストリアル・ハードコア」。本書はインダストリアル・ハードコアについて、90年代初頭のハードコア・テクノから遡り、そのルーツに迫ります。
■Ophidian 美メロとノイズで芸術性の高いインダストリアル・ハードコア
■DJ Promo メインストリームとアンダーグラウンドの架け橋的レーベルのボス
■The Outside Agency クロスブリードを生み出しトレンドを作ってきた最強ユニット
■[KRTM] 視覚的なハードコア・スタイルでテクノ界隈でも人気
■The Panacea New Framesとして活動するハードコア・ドラムンベースのパイオニア
■Disciples of Annihilation UVCとしてもスピードコアのクラシックを作った元祖
■Nasenbluten 壮絶な怒りと皮肉を込めたブレイクコアの源流でもあるユニット
■他N-Vitral、Igneon System、Dither、DJ Hidden、Tymonなど
OphidianやThe Outside Agencyといったシーンの重鎮からDJIPE、Kilbourne、Somniac Oneといった次世代のインダストリアル・ハードコアを代表するアーティスト達の貴重なインタビューにも成功。
インタビュー
Ophidian
The Outside Agency
Tripped
[KRTM]
DJIPE
Kilbourne
Somniac One
Thrasher
DJ Akira
Somatic Responses
OZIGIRI等々
インダストリアル・ハードコアも深く関わる2000年代に登場したドラムンベースとハードコア・テクノの混合スタイル「クロスブリード/ハードコア・ドラムンベース」のチャプターでは、2000年代から2010年代に放たれた革新的な作品を148枚ピックアップし、ドイツ、イギリス、アメリカ、オランダのアンダーグラウンド・シーンで巻き起こっていた刺激的なドラムンベースとハードコア・テクノの融合を今また振り返る。
梅ヶ谷雄太
梅ヶ谷雄太 (ウメガタニ ユウタ)
1985年生まれ、東京都出身。2002年頃から都内でDJを始め、2004年に自身主宰イベント「Murder Channel」をスタート。恵比寿Milk や中野heavysick ZERO、吉祥寺Star Pine's Cafe、渋谷Lounge Neo、難波Rockets、名古屋Cafe Domina、金沢Manier 等、様々なクラブで回を重ね、2017 年にはブリストル(UK) のThe Black Swan にてMurder Channel のイベントも開催。2005 年から海外アーティストも積極的にブッキングし、多くのアーティストの初来日を成功させた。
2007 年からはMurder Channelをレーベルとしてスタートさせ、現在までに40タイトル以上の作品を発表。PS3 のゲームソフト『Savage Moon』のサウンド・トラックのリミックス・コンピレーションや、日本の漫画『ドロへドロ』のオフィシャル・サウンドトラックの監修も務める。
その他にも、極端な音楽をメインに紹介するGHz Blogにて不定期にインタビューや特集記事を公開中。