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ブルガリアの名匠タバコフによる
ショスタコーヴィチ:交響曲全集・第2弾!
タバコフ指揮のブルガリア国立放送響による『ショスタコーヴィチ:交響曲全集』の第2弾。ブルガリア国立音楽院でコントラバスと指揮を学んだエミール・タバコフ(1947年生まれ)は、作曲家としても活動し、様々な方面で活躍しています。彼の名が、日本のリスナーも含めて広く知れ渡ったのは、1990年前後に録音したソフィア・フィルとのマーラーの交響曲全集でした。アンサンブル的には決してヴィルトゥオーゾとはいえなかったオーケストラを率いて、非凡なマーラーを聴かせ、カルトな人気を得ました。2008年からブルガリア放送響のシェフに招かれて、オーケストラ・ビルダーとしての手腕を発揮し、同響の演奏レベルをメキメキと上げてきました。
タバコフの指揮は、オーケストラの機能をいかに発揮するかに主眼が置かれ、作曲家らしい音楽の流れを重視した自然体の解釈に好感が持てます。例えば、楽句のセクションごとの区分が明確で、どのフレーズもクリアに聴き分けられて、見通しが良好。そして長大な両端楽章とスケルツォ的な第2、第3楽章、そして陰鬱な第4楽章の対比も鮮やかで、それぞれの音楽の性格が適切に描かれています。両端楽章中間部の強奏部は、ただ音が大きく力技で押し切るのではなく、厳しさの点に於いて、どことなくムラヴィンスキーを彷彿とさせる部分もある、というのは言い過ぎでしょうか。
加えて、本盤は録音の良さも特筆に値するでしょう。このシリーズが完成すればマーラーに代わるタバコフの代表盤となるでしょう。(資料提供:東武トレーディング)
【曲目】
ショスタコーヴィチ: 交響曲第8番ハ短調Op.65
(演奏タイミング: 28:41/6:32/6:21/11:38/13:33)
【演奏者】
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団
【録音】
2013年1月 ブルガリア国立放送スタジオ1(ソフィア)
セッション収録
EMIL TABAKOV / エミール・タバコフ
ブルガリアの指揮者