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鬼才バルシャイ、ディスク初レパートリーとなる「悲劇的」。これはギーレン盤以上の問題作と申せましょう。
極限までシェイプアップされたアスリート的なボディに、感情注入の欠片もないドライでクールな表現。何も考えずに音化してもそれなりの抒情的な演奏に聞こえてしまう傑作交響曲ですが、バルシャイの意図はどの箇所でも常に明確です。特に緩徐楽章(第3 楽章)をここまで色気なく(色気を否定して)紡いだ演奏が他にあるでしょうか。非ロマン的解釈と呼ぶには余りにも問題提起の多い演奏。読響が献身的に従う様が恐ろしいほどです。(資料提供;東武トレーディング)
【収録作品】
マーラー:交響曲第6 番「悲劇的」
【演奏者】
ルドルフ・バルシャイ(指揮)読売日本交響楽団
【録音】
1989 年11 月25 日 東京文化会館
第267 回定期演奏会ステレオ・ライヴ
(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
RUDOLF BARSCHAI / ルドルフ・バルシャイ