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ハープ奏者、エドマール・カスタネーダとハーモニカ奏者、グレゴア・マレによる“ハープ”同士のデュオ!
ジャズでは珍しい2つのハープによる正真正銘のジャズ作品!
バンジョーの世界的名手、ベラ・フレックもゲスト参加
◆コロンビア出身のハープ奏者、エドマール・カスタネーダと、スイス出身のハーモニカ奏者、グレゴア・マレとによる、ハープとハープの共演!!曲によりバンジョーや歌・語りが入る。なおバンジョーのベラ・フレックは、80年代ベラ・フレック&フレックトーンズで、バンジョーをクロスオーヴァーに持ち込んだパイオニアである。
◆エドマール・カスタネーダはパキート・デリベラ、ウィントン・マルサリス、マーカス・ミラーなどの大御所からも支持され、セカンド・アルバム『エントレ・クエルダス』ではジョン・スコフィールドを迎え話題に。特に日本では、上原ひろみとのデュオでも知られる。
◆グレゴア・マレはパット・メセニー・グループへの参加で一躍有名になり、マーカス・ミラーやハービー・ハンコックのバンドにも参加。リーダー作『Wanted』ではダイアン・リーブス、ルシアーナ・ソウザ、イヴァン・リンスなど豪華ゲストをフィーチャーし話題となった。
◆2人はモンテカルロ・ジャズフェスティバルで、どちらもマーカス・ミラー率いるプロジェクトのゲストとして招待され、知り合ったという。それからいくつかのデュオ公演を行い、またカスタネーダのアルバム『ライヴ・アット・ザ・ジャズ・スタンダード』でレコーディングもしている。
◆カスタネーダは駆け出しの頃にレストランなどでソロ・パフォーマンスをする機会が多く、その経験が、一人でメロディ、ハーモニー、ベースラインやリズムを同時に出す独特のスタイルを創り上げたという。そして、ジャンル・レスで多くのミュージシャンと様々な音楽で共演してきたマレのハーモニカが加わる。ジャズの中では特殊な楽器ともいえるハープとハープ(ハーモニカ)のデュオであるが、ここには物足りなさなど微塵もない、正真正銘のジャズが展開されている。
◆1曲目はマレのオリジナルで、一人何役もこなすカスタネーダに、歌のように表現豊かなマレが乗る。ときにはハーモニーとメロディを交代しながら即興でアンサンブルする息のあったプレイで、オープニングから既に2人の真価が発揮されている。2曲目はカスタネーダのオリジナルで、Andrea Ti erraの語りが加わる幻想的なバラード。バンジョーが加わり盛り上がる3,6曲目では更に自由になり、デュオとは違ったプレイが聴ける。ラストの“黒いオルフェ”での2人のリラックスした演奏も聴きもの。
◆同じ名前で全く違う、ジャズではまだまだ珍しい2 つのハープによる正真正銘のジャズ作品!
メンバー:Edmar Castaneda(Llanera harp), Grégoire Maret(chromatic harmonica & chord harmonica)
Guests: Béla Fleck(banjo), Andrea Tierra(vo)
EDMAR CASTANEDA / エドマール・カスタネーダ