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マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集 彼女の深いショパン理解から生まれたアルバムです。
長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを、歴史的な資料を元に修復した楽器でこの録音に臨みました。この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持っています。彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリによる指使いを取り入れています。共演は、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラ管弦楽団、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指揮するウィーン・アカデミー管弦楽団。どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
ショパン:
1-3. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11
1. I. Allegro maestoso
2. II. Romanze. Larghetto
3. III. Rondo. Vivace
4-6. ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op. 21
4. I. Maestoso
5. II. Larghetto
6. III. Allegro vivace
総収録時間:71分
【演奏者】
マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ...プレイエル 1848年製)
ラ・シンティッラ管弦楽団...1-3
リッカルド・ミナージ(指揮)...1-3
ウィーン・アカデミー管弦楽団...4-6
マルティン・ハーゼルベック(指揮)...4-6
録音:
2022年10月4-7日...1-3
Kirche Oberstrass Zurich(スイス)...1-3
2022年11月21-22日...4-6
ウィーン・ムジークフェライン(オーストリア)...4-6
SMLP431(LP)と同内容
MARGARITA HOHENRIEDER / マルガリータ・ホーヘンリーダー
ドイツのピアニスト
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