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酒井格:作品集
飛躍の第一歩「たなばた」初期稿から最新作まで、大井が紡ぐ酒井格の真髄!
高校生の時に作曲した「たなばた」が大ブレイクし、作曲家としての地位を確立した酒井格の作品を、世界に誇る東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)が作曲者立ち合いのもとで録音したアルバムが完成。指揮は、TKWO正指揮者であり、作曲者との親交も深い大井剛史。「たなばた」は出版前の自筆譜に基づく初期稿を世界初録音した他、馴染み深い出版稿をライブ録音で収録。大井の委嘱で作曲された「いちご協奏曲」では若き3人のヴィルトゥオーゾをご堪能いただけます。ロマン溢れる酒井格の名作群を大井&TKWOの緻密かつスケールの大きい演奏でお楽しみください。
(メーカー・販売元資料)
【収録内容】
[1]The Seventh Night of July (early version)
(「たなばた」初期稿) TANABATA (Op.7)
いちご協奏曲
フルート、オーボエ、ファゴットと吹奏楽のための
Ichigo Concerto for Flute, Oboe, Bassoon and Band (Op.198)
[2]1. Allegro grottesco
[3]2. Andantino
[4]3. Allegro assai
[5]148の瞳
One hundred forty eight Eyes (Op.162)
[6]森の贈り物
Legacy of the Woods (Op.64)
[7]さよなら、カッシーニ
Cassini's Grand Finale (Op.181)
※ボーナストラック
[8]たなばた
The Seventh Night of July -TANABATA- (Op.7)
【演奏者】
東京佼成ウインドオーケストラ
Tokyo Kosei Wind Orchestra
指揮:大井剛史
Conductor : Takeshi Ooi
フルート:瀧本実里([2]-[4])
Flute : Misato Takimoto
オーボエ:山本 楓([2]-[4])
Oboe : Kaede Yamamoto
ファゴット:柿沼麻美([2]-[4])
Bassoon : Asami Kakinuma
2023年7月9、10日
宇都宮市文化会館 大ホールにて収録
※ボーナストラック
「東京佼成ウインドオーケストラ 仙台公演」
2012年5月24日
イズミティ21(仙台市泉文化創造センター)大ホールにてライブ収録
【プロフィール】
酒井 格
Itaru Sakai
大阪音楽大学大学院作曲専攻を修了。1997年に開催された大阪国体のファンファーレ、奈良県吹奏楽連盟40、50、60周年記念委嘱作品の作曲を担当。大阪市音楽団、自衛隊音楽隊など、プロフェッショナルな吹奏楽団から、アマチュアの市民バンドまで数多くの委嘱を受け新作を発表。第81回(平成21年)以降、選抜高校野球大会では入場行進曲の編曲も行う。平成28年度・第25回日本管打・吹奏楽アカデミー賞(作編曲部門)受賞。平成23、26、27、28、30年度、JBA下谷賞受賞。21世紀の吹奏楽「響宴」会員。大阪芸術大学客員教授、大阪音楽大学非常勤講師。
指揮 / 大井剛史
Takeshi Ooi
東京都生まれ。栃木県宇都宮市、芳賀町で育つ。2014年より東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者。2024年4月より同楽団の常任指揮者に就任予定。
栃木県芳賀町立芳賀中学校、栃木県立宇都宮東高等学校を卒業。17歳より指揮法を松尾葉子氏に師事。東京藝術大学指揮科を卒業後、同大学院指揮専攻修了。若杉弘、岩城宏之の各氏に指導を受ける。1996年安宅賞受賞。スイス、イタリア各地の夏期講習会においてレヴァイン、マズア、ジェルメッティ、カラプチェフスキーの各氏に指導を受ける。
2007~2009年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団で研修。2008年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで第2位入賞。在学中より東京二期会、新国立劇場などのオペラ公演で副指揮者をつとめ、2002年「ペレアスとメリザンド」(ドビュッシー)を指揮してデビュー。その後はオペラのほかバレエ、ミュージカル、日本舞踊との共演など多くの舞台公演を指揮。
仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者(2000~2001)。ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現・千葉交響楽団)常任指揮者(2009~2016)、山形交響楽団指揮者(2009~2013)、同正指揮者(2013~2017)を歴任。このほか全国の主要オーケストラを指揮している。
レパートリーは極めて広く、オーソドックスな管弦楽/吹奏楽の作品を中心として、現代音楽の初演、ゲーム音楽、映画音楽、ポップスなどありとあらゆる音楽を手がける。トーク付きのコンサート、また子供のためのコンサートなどを通じて、より多くの方々に音楽に親しんでいただくことに情熱を注いでいる。
東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)。
尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。
東京佼成ウインドオーケストラ
Tokyo Kosei Wind Orchestra
1960年5月「佼成吹奏楽団」として発足し、その後1973年に「東京佼成ウインドオーケストラ」へ改称。2022年4月より「一般社団法人東京佼成ウインドオーケストラ」として活動する日本が世界に誇るプロ吹奏楽団。
桂冠指揮者にフレデリック・フェネル、正指揮者に大井剛史、特別客演指揮者にトーマス・ザンデルリンク、首席客演指揮者に飯森範親、ポップス・ディレクターに藤野浩一を擁している。2024年4月より大井剛史が常任指揮者に就任予定。
吹奏楽オリジナル作品、クラシック編曲作品やポップス、ポピュラーまで幅広いレパートリーの演奏を通し 高い音楽芸術性を創出し、多くの人が楽しめる管楽合奏を展開、各地のコンサートで好評を博している。 また多くのレコーディング、メディアを通し、吹奏楽文化の向上・普及・発展に尽力している。
瀧本実里 (フルート)
栃木県宇都宮市出身。作新学院高等学校を経て、東京音楽大学卒業。フルートを坂本しのぶ、工藤重典の各氏に師事し、2016~2018年小澤征爾音楽塾にフルート/ピッコロで参加した。2017年ヤマハ管楽器新人演奏会第21回木管楽器部門、フルート協会主催第44回デビューリサイタルに学校の推薦を得て出演。2018年度ロームミュージックファンデーション奨学生。コンセール・マロニエ21(2021年)木管楽器部門第1位。2019年には、第24回びわ湖国際フルートコンクール一般部門第1位、第17回東京音楽コンクール木管部門第1位、第88回日本音楽コンクール・フルート部門第1位の3冠に輝き、いま最も勢いのあるフルーティストの一人として活躍の場を拡げている。これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団等と共演している。好きな生き物はシャチ。
山本 楓 (オーボエ)
栃木県高根沢町出身。栃木県立宇都宮女子高等学校を経て、東京藝術大学を卒業。同大学大学院、及び英国王立音楽院にて修士課程を修了。2013年、第18回コンセール・マロニエ21木管部門第2位。17年、第34回日本管打楽器コンクール入選。19年、第88回日本音楽コンクール第1位、あわせて瀬木賞受賞。ソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団、栃木県交響楽団等と共演。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」やテレビ朝日「題名のない音楽会」等、メディア出演も多数。22年11月、読売日本交響楽団に入団。ぱんだウインドオーケストラ、MCFオーケストラとちぎ各メンバー。とちぎ未来大使。
柿沼麻美 (ファゴット)
栃木県矢板市出身。12歳よりファゴットをはじめる。宇都宮短期大学附属高等学校卒業後、東京藝術大学を経て同大学院修士課程を修了。第33回日本管打楽器コンクールファゴット部門第1位及び文部科学大臣賞、東京都知事賞を受賞。第26回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門第1位及び兵庫県知事賞受賞。第13回東京音楽コンクール木管部門第3位入賞。ソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、千葉交響楽団と共演。これまでにファゴットを吉澤真一、坂田在世、水谷上総、岡崎耕治、岡本正之、吉田將の各氏に、コントラファゴットをビョルン・グロート、菅原恵子の各氏に師事。現在、千葉交響楽団ファゴット奏者、横浜シンフォニエッタシーズンメンバー。
TOKYO KOSEI WIND ORCHESTRA / 東京佼成ウインドオーケストラ
日本のプロ吹奏楽団