テミルカーノフのショスタコーヴィチ@RCA録音集成
テミルカーノフのショスタコーヴィチ@RCA録音集成
2,145円(税込)
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※当シリーズには元々ライナーノーツが付属しておりませんので、何卒ご了承ください。
ロシアの巨匠、ユーリ・テミルカーノフが1990年代にRCAに録音したショスタコーヴィチの交響曲・管弦楽曲・協奏曲に、2006年にマツーエフと共演したピアノ協奏曲第1番を加えた6枚組のボックスです。
1988年にサンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団(旧レニングラード・フィル)の音楽監督兼常任指揮者に就任し、ムラヴィンスキーの後継者となったテミルカーノフにとって、ショスタコーヴィチの交響曲は重要なレパートリーの一つ。テミルカーノフの師であったキリル・コンドラシンは、ショスタコーヴィチの交響曲の初演も手掛けた指揮者であり、テミルカーノフはまさに、ロシアにおけるショスタコーヴィチ演奏の血統を受け継いでいるといえましょう。
ロシアの作品は勿論、ドイツ物にも定評があるオレグ・カガン夫人でもあったナターリャ・グートマンによるチェロ協奏曲がイギリスのロイヤル・フィルとの共演盤であるほかは、すべてサンクト・ペテルブルク・フィルとの共演です。
交響曲6曲は、いずれもテミルカーノフの洗練された指揮により、まさに20世紀の古典としての評価を揺るぎないものにする名演です。ムラヴィンスキー以来、ショスタコーヴィチ演奏の伝統を誇り、その音楽語法を熟知したサンクト・ペテルブルク・フィルならではの充実した演奏も堪能できます。ピアノ協奏曲第1番では、豪腕超絶技巧ピアニスト、マツーエフの面目躍如たる迫力あるが圧倒的。スターリン礼賛色が濃厚な1949年の初演版をあえて採用した『森の歌』では、スケールが大きく濃厚な色彩感豊かな圧倒的な名演で作品の再評価を促す録音を披露しています。 (資料提供:ソニーミュージック)
【収録内容】
ショスタコーヴィチ:
Disc1
1. 祝典序曲 Op.96
2. 交響曲第1番ヘ短調 Op.10
3. 交響曲第6番ロ短調 Op.54
Disc2
4. 交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』
Disc3
5. 交響曲第9番変ホ長調 Op.70
6. 交響曲第5番ニ短調 Op.47
Disc4
7. 交響曲第13番変ロ短調 Op.113『バビ・ヤール』
Disc5
8. チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
9. チェロ協奏曲第2番ト短調 Op.126
Disc6
10. ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
11. オラトリオ『森の歌』 Op.81(1949年初演版)
デニス・マツーエフ(ピアノ:10)
ナターリャ・グートマン(チェロ:8,9)
セルゲイ・アレクサーシキン(バス:7)
ズラータ・ブリチェワ(メゾ・ソプラノ:11)
ヴィクトル・リャヴキン(ボーイ・アルト:11)
セルゲイ・キセリエフ(テノール:11)
ゲンナジ・ベズベンコ(バリトン:11)
イリーナ・サヴィツコヴァ(語り:11)
ニコライ・マルトン(語り:11)
グリンカ音楽院少年合唱団(11)
サンクト・ペテルブルク合唱団(11)
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(1-7,10,11)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(8,9)
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
【録音】
1995-96年(1-7)、1988年(8,9)、2006年(10)、1997年(11)
YURI TEMIRKANOV / ユーリ・テミルカーノフ
ロシアの指揮者 (1938-2023)