マーラー:交響曲第10番

WYN MORRIS ウィン・モリス

TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus

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1,257円(税込)

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レーベル
タワーレコード(CLASSIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
PROC2208
通販番号
CL-1007925227
発売日
2019年06月05日
EAN
4988031334607
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商品詳細情報

こちらの商品はタワーレコード様企画商品ですが、限定販売期間が解除されましたので、ディスクユニオンでも新品のご注文を承れます。
限定生産となっておりますので、制作元完売の際は何卒ご容赦ください。

クック版第3稿の初演者、モリスによる世界初録音となった旧PHILIPS レーベルへの記念碑的な「第10番」が正規盤初CD化!
本国オリジナル・アナログ・マスターテープより新規で復刻


この盤は、1972年10月17日にクック版第3稿(第1版)を初演したウィン・モリス&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団が、翌73年にPHILIPSレーベルへ収録したアルバムで、当時第3稿の世界初録音盤としてLPでは2枚組で同年にリリースされました。それより以前はクック版第2稿をいち早く録音したオーマンディ盤があった位でしたので、当時最新の第3稿はまだ世界的なマーラー・ブームが来る直前とはいえ、各方面から注目が集まり、ウィン・モリスは一躍注目されることになります。
しかし、この第3稿はその後1976年に出版され、クック自身もその年に亡くなって以降は1979年にクルト・ザンデルリングが録音するまでこのモリス盤しかない状態が続き、レヴァインやラトルの1回目の録音など他の録音も生まれましたが、第10番に関しては今一つ認知が遅れたと言えます。クック以外もこの曲の補筆を行った版があったとはいえ、完成度の高さによりその後1989年になってこの第3稿を元にクックの遺志を継いだゴルトシュミットとマシューズ兄弟が改訂を加えた第3稿(第2版)が出版されて以降、ハイディング&ウィーン・フィルのDG盤やラトル2回目のベルリン・フィル盤など、ようやくマーラー作品としての認知・認識が高まってきました。

尚、DG はこのハーディング盤が全曲ではレーベルとしての初録音となりました。このようななかで、第10番の演奏・録音史的な観点からも重要な転換点となったこのモリス盤は、PHILIPSからCDで復刻されることもなく埋もれた状態にあり、輸入盤で別レーベルからライセンス発売はあったものの、正当な評価が無いまま現在に至っています。
現代で演奏される機会も増えてきたクック盤の変遷を振り返る面でも、重要なマーラーの録音盤として、今回、満を持して正規盤リリースを行いました。音も本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからあらためて復刻を行っていますので、CDとしての最良の形での再評価が期待されます。

尚、今回84分超えを1枚に収録しました。今回の復刻のために新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから、ハイスペックでハイビット・ハイサンプリング化(192kHz/24bit)を行っています。また、増田良介氏による新規序文解説を掲載。(タワーレコード)

【収録内容】
グスタフ・マーラー (1860-1911) :
交響曲 第10番 嬰へ短調 (クック版第3稿)

【演奏】
ウィン・モリス(指揮) ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

【録音】
1973年3月 ロンドン

【原盤】Philips

【Original Recordings】Recording Producer: Gavin Barrett、 Sound Engineer: Robert Auger
【First LP Release】6700067