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日本では知る人ぞ知るブルガリアの名指揮者エミール・タバコフによるショスタコーヴィチの交響曲、新録音です。既に第4番、第8番、第7番の順でリリースされ、その録音の順番(選曲)のセンスも演奏そのままに大変個性的ですが、今回も聴き手に媚びる姿勢が全くない、無骨な頑固職人のように俺のやりたいようにやるんだ、という強固な意志が感じられます。全体にゴツゴツ、ジャリジャリとした演奏は近年稀にみる男道、体育会系全開のショスタコーヴィチ。決してうまいとは言えないブルガリア国立放送響を鞭打って叱咤激励し迫真の演奏を生み出しました。録音はこれまでと同様、スタジオでじっくり、ねっとりと行われたセッション・レコーディング。音質も大変優秀で弦楽の弓が弦をこするガシガシという音が耳元で間近に聞こえ迫力満点です。 (資料提供:東武トレーディング)
【収録内容】
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」Op.103
演奏タイミング:[14:58][18:00][12:33][14:14]
【演奏者】
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団
【録音】
2013年2月ブルガリア国立放送スタジオ1(セッション録音)
59:47
EMIL TABAKOV / エミール・タバコフ
ブルガリアの指揮者